本文
No.24増えていく朝倉地域のキウイフルーツ
更新日:2023年1月5日更新
印刷
― 新年の出荷を待つ果実たち ―
朝倉普及指導センターはJA筑前あさくらと連携し、カキ生産者を中心に複合経営品目の一つとして、キウイフルーツの導入を勧めています。キウイフルーツはカキやブドウと農作業が重ならず、労力を分散できる、果実の着色を考慮せず一斉に収穫できるといった利点があります。
11月上旬に収穫した果実は冷蔵貯蔵した後、順次追熟し、新年から生協などへ出荷されます。
今年は9月に襲来した2度の台風の影響で落果・落葉した園がありました。キウイフルーツは落葉すると果実が著しく日焼けし、品質が低下するため出荷ができなくなります。これを軽減するため、果実に笠掛けを行うように呼びかけた結果、日焼け果の発生を抑えることができました。生産者からは「今年も十分に収穫できて良かった。」、「来年も収穫量を伸ばしていきたい。」など意欲的な声が聞かれました。
朝倉普及指導センターは今後もキウイフルーツの技術支援、導入推進を続けていきます。

