本文
No.17優良事例を学び安定生産を目指す!
更新日:2022年9月7日更新
印刷
県域の秋王研修会を開催
8月26日、福岡県育成のカキ「秋王」の安定生産に向け、県内生産者36名参加のもと、秋王研修会を行いました。
この研修会は、県内のカキ産地の普及指導センターとJA、全農ふくれん、県園芸振興課・経営技術支援課、農林業総合試験場が連携し、「秋王」生産者の栽培技術向上と安定生産のための栽培管理の普及を目的として開催したものです。
研修会では、昨年度に高収量を確保された朝倉市とうきは市の園地を訪問し、普及指導センターから園地の概要や管理のポイントを説明しました。参加者からは結実対策や枝の管理方法を中心に様々な質問が出され、活発に意見交換がなされるとともに、「自分の畑と違う。自分の管理を見直したい」、「(強風等で)枝が裂けないようにするための対策が参考になった」、「来年も見てみたい」などの感想が聞かれました。
「秋王」は安定生産が課題ですが、収量を確保できている園地は年々増えています。普及指導センターはこれらの園地を調査し、優良事例としてその管理方法の普及を図るとともに、今後も関係機関と連携し、カキ産地の活性化に取り組んでいきます。

