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知ってる?福岡県

「福来郎」「不苦労」などの語呂合わせから、縁起が良い鳥とされているフクロウ。九州国立博物館には、そんなフクロウの模型が2体設置されていることをご存じでしたか?

九州国立博物館は平成17年の開館当初から、景観保護に配慮した鏡面加工の外観が話題になりました。ところが、空や森が映る博物館に、間違えて衝突してしまう野鳥がいたため、平成20年に設置されたのがフクロウの模型2体です。野鳥たちが怖がって近づかない猛禽類(もうきんるい)のフクロウの模型を衝突しやすい箇所に設置しています。今では、フクロウを探して散策する来館者の姿も見られるようになりました。

4月から夜間開館(毎週金曜日・土曜日の開館時間を20時まで延長)がスタートし、太宰府天満宮などの周辺施設と協力して、夜の古都太宰府とともに、さらなる魅力の創出を図っている九州国立博物館。毎月第一土曜日には、「夜の博物館たんけん隊」と題して博物館の裏側が見学できる人気のバックヤードツアー(無料。ただし文化交流展の観覧料が必要)も実施中です。日中に確認できるフクロウを含め、展示以外の見所も盛りだくさん。ぜひお越しください!

まるで本物! 北側に設置された
フクロウ(どこにあるかな?)

渡り鳥のシロハラの剥製

景観保護に配慮して外壁に鏡面加工を施している九州国立博物館

衝突した鳥の一部を剥製として4階文化交流展示室に展示(~12月末)

問い合わせ
九州国立博物館(太宰府市石坂4-7-2)
☎NTTハローダイヤル 050-5542-8600 ファクス 092-929-3276