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2018 秋号 AUTUMN 通巻592号 平成30年9月20日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

きらめきマイタウン 宮若市(みやわかし) 癒やしのまちで出会う自然と歴史のハーモニー

清水寺(きよみずでら)から望む雲海
市を一望できる西山の中腹にある清水寺では、県の指定文化財・木造十一面観音菩薩坐像を祭る。
冬の雨が降った翌朝など、気象条件が整った時に雲海が見られる

 

竹原古墳(たけはらこふん)

6世紀後半に築造された直径約18メートル・高さ約5メートルの古墳。船や龍、馬を引く人などが黒や朱の古代顔料で描かれており、これほど鮮明に現存する装飾古墳は全国でも珍しい

千石峡(せんごくきょう)

八木山川(やきやまがわ)の上流2キロメートルにわたって形成された渓谷。キャンプ場、公園、広場からなるレジャーゾーン「いこいの里“千石”」で、水遊びや森林浴が楽しめる

ドリームホープ若宮

地元の野菜や果物をはじめ、ブランド米、キムチといった加工品など地域の特産品がそろう人気の農作物直売所。脇田温泉からも程近い

 

宮若リコリス

市の花である彼岸花から命名され、平成24年にオープンした生涯学習センター・図書館。イメージキャラクターは幼少時代を宮若で過ごしたリリー・フランキーさんが描いている

追い出し猫本舗

「さくら」をはじめとする宮若のゆるキャラ「追い出し猫」のグッズがそろう専門店。手の平サイズの土鈴マスコットへの絵付けを体験できる。冬には合格祈願として猫神社も出現

俳句の道

片道560メートル、自然を生かして整備された遊歩道・楽水之径(らくすいのみち)の一角にあり、宮若全国俳句大会の入賞・入選作品を記した木製句碑が立ち並ぶ。彼岸花の名所としても知られる

 

脇田温泉

古く奈良時代からの歴史を持ち、犬鳴川沿いを中心に6軒の温泉施設がある。日帰り入浴ができるところもあり、市内外からの観光客を温かく迎えてくれる

 

こころを潤す自然の恵みと人の温もり

 平成18年に宮田町と若宮町が合併し誕生した宮若市は、福岡市と北九州市の中間に位置し、両都市圏からも好アクセスのまち。

 豊かな自然からもたらされる清らかな水で育ったお米や野菜、果物は良質であることで知られます。また、農業とともに、自動車産業などのものづくりも盛んです。

 観光スポットとしては、犬鳴川沿いに広がる脇田温泉や歴史ある文化財などが点在。市民の運動施設もより充実し、暮らす人はもちろん、市外から訪れる人にとっても、ホッとできるまちづくりが進んでいます。

福岡県の地図上における宮若市の場所
ご当地キャラ紹介 追い出し猫

両面に顔があり、怒った顔で災いを
追い出し、笑顔で福を招く縁起物

 
 

充実のアリーナが完成!
「光陵グリーンパーク」

光陵グリーンパーク外観

 市の東部にある総合運動公園には公認規格を満たす野球場があり、高校野球予選や九州六大学野球などの試合で、市民に親しまれています。

 芝生広場や園路には健康遊具などもあり、今年6月には、テニスやフットサルなどのスポーツが天候を問わず楽しめる多目的屋内施設「アリーナ」が完成。市民の健康づくりやレクリエーションスポットとして注目を集めています。

 
 

Pick up《ピックアップ》

 

若宮八幡宮放生会大祭(わかみやはちまんぐうほうじょうえたいさい)・大名行列

江戸時代から続く福岡三大放生会の一つ。2年に1度(偶数年)10月上旬に開催され、華やかな山笠や大名行列を従えるみこしは見応えがある

日本一の大門松祭

地元の竹を使って作られた、高さ約9.5メートル、台座の直径約5メートルもの巨大門松で福を呼び込む祭り。大門松は1月中旬まで飾られ、夜はライトアップされる

宮若ふるさと祭

地元の農産物や特産品展示即売をはじめ、ステージや各種体験コーナー、模擬店など宮若の魅力をPRする市民イベント。毎年10月の最終日曜日に開催

 

地黄卵(じおうらん)

植物性の飼料や鶏の育て方、品質管理などにこだわった宮若のブランド卵。ビタミンEがたっぷりで、濃厚な味わいが特徴。「たまごの里」で販売されている

米粉ドーナツ

宮若は江戸時代に黒田藩のお殿様が好んで食したという良質な米の産地。米粉を使った千石屋のドーナツは、グルテンフリーで、もちもちとした食感を楽しめる

問い合わせ宮若市役所

宮若市宮田29-1
電話0949-32-0510(代表)
ファクス0949-32-9430
https://www.city.miyawaka.lg.jp/

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