■ 久留米絣(かすり)(国指定・重要無形文化財)
経(たて)糸と緯(よこ)糸の絣を合わせて、緻密に織り上げられてゆく久留米絣。200年の歳月を重ねて高い評価を得られるまでに成長したその技術は、広川町に残る13軒の織元で現在でも継承されている
福岡県の南西部に位置し、東と南は八女市、北は久留米市に大きく隣接している広川町。九州自動車道の広川インターチェンジも有しており、交通の便にも恵まれています。
自然豊かな大地の恵みを受け、イチゴ・ブドウ・ナシ・モモ・茶などの栽培が有名。近年は、ガーベラ、電照菊などの花卉(かき)栽培も盛んです。
また、久留米絣や竹細工などの特産品も伝統工芸として連綿と受け継がれており、こうしたふるさとの宝を次世代へと継承しながら、魅力あるまちづくりが進められています。
■ 竜光寺公園
季節の木々を眺めながら、池の周りの散策などが楽しめる。春は桜の名所としても知られ、園内には木製アスレチック、ジョギングコースもある
久留米絣の着物とイチゴの「あまおう」を付けたベレー帽をかぶるオシャレな女の子
■ 小椎尾(こじお)地区の段々畑
筑後川の支流、町名の由来ともなった広川の上流にある小椎尾地区。寒暖の差を利用した茶葉の栽培が盛んで、山の谷あいにのどかな段々畑の風景が広がる
■ 広川サービスエリア
インターチェンジに併設されており、高速道路利用者以外も立ち寄ることができる。24時間営業のフードコートや旬のフルーツを販売するコーナーもある
■ 里の駅 広川くだもの村
地域の生産者が育てた、イチゴやブドウなどの町の特産フルーツや農作物を取り扱う直売所。秋にはスローフードフェスタ「秋の収穫祭」が人気
■ 逆瀬(さかせ)ゴットン館
県内最大級の直径7メートルの水車がシンボル。その動力を使って作られた地元の米やそば粉の販売のほか、手打ちそばも味わえる。秋には「新そば祭り」を開催
■ 太原(たいばる)のイチョウ
昭和58年の町制施行30周年を記念し、町の木として制定されたシンボルツリー。黄金色に輝く秋の絶景を一目見ようと多くの人が訪れ、話題を集めている
■ 弘化谷古墳(こうかだにこふん)(国指定史跡)
国指定史跡の「石人山(せきじんさん)古墳」と共に八女古墳群に属し、丘陵を歩いて古墳巡りが楽しめる。隣接する「広川町古墳公園資料館(こふんピア広川)」は入場無料
■ イチゴ狩り体験
フルーツのまち・広川でイチゴは一番人気の特産物。「里の駅 広川くだもの村」では1月から4月まで、「あまおう」をはじめ、5種類のイチゴ狩りが楽しめる
■ ガーベラ
西日本一のガーベラ生産量を誇る広川町では、約160品種がハウスで通年栽培されている。毎年4月、広川サービスエリアでは「広川の日ガーベラ祭」が開催される
■ 広川町産業展示会館(ひろかわ藍彩(あいさい)市場)
久留米絣や竹細工などの伝統工芸品を中心に、地域の特産物を展示・販売。毎年9月には九州最大級の絣の催し「広川かすり祭」が開催され、会場はひときわ華やぐ
■ 奥八女茶
寒暖差のある山里で栽培される奥八女茶は、色濃く風味がまろやかで格別と評価が高い。製造・販売を営む「茶の葉堂」などでは、振る舞い茶が味わえる
■ 八女すだれ
竹の産地である八女の特産工芸品として、明治時代から竹ひごを使った伝統技法で作り続けられている。平成26年、福岡県知事指定特産工芸品に指定
広川町では、地域の課題解決のため、地域に住む一人一人が主役となる地域コミュニティ推進事業を進めています。「地域でできることは地域で」を将来像として掲げ、いつまでもこの地で暮らしたいと思える地域づくりを住民自らの手で進めています。
ボランティアによる高齢者への買い物支援
広川町役場
八女郡広川町大字新代1804-1
電話0943-32-1111(代表)
ファクス0943-32-5164(代表)
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