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2017 秋号 AUTUMN 通巻588号 平成29年9月20日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

県政フラッシュ

 

 

日ごろから災害に備えよう

 5月28日、吉富町などで福岡県総合防災訓練を実施し、行政や消防、警察、自衛隊、地域住民など1300人が参加しました。平成28年熊本地震を踏まえた車中泊避難者の把握・健康管理支援訓練や応急架橋設置・通過訓練など36種目の訓練を行いました。今後も、「とき」「ところ」「ひと」を選ばない災害に備え、防災関係機関との連携、地域防災力の強化を図り、安全・安心で災害に強い県づくりに取り組みます。

 

水素で動く二輪車が県内で走行を開始!

 県では、産学官が連携し、水素エネルギー社会の実現に向けた取り組みを進めています。6月6日、スズキ株式会社が新たに開発した水素で動く二輪車(FC二輪車)の出発式が、県庁で行われました。FC二輪車3台を借り受ける九州総合サービス株式会社は、今後、県庁水素ステーションで水素を充填(じゅうてん)しながら、電力検針の移動手段として使用し、その走行データは、FC二輪車の市場性の確認に利用されます。

 

「海づくり大会福岡大会」100日前記念イベント

 10月28日、29日に「第37回全国豊かな海づくり大会福岡大会」が開催されます。大会開催まで残り100日となった7月20日、福岡市で記念式典が行われ、大会の周知を図りました。またこれに合わせて、7月18日から23日まで、県産水産物を多くの人に味わってもらおうと「ふくおかの魚フェア」も開催。県産水産加工品や100日前記念弁当などが並んだ会場は、多くの来場者でにぎわいました。

人権に、真剣に

 同和問題啓発強調月間の取り組みとして、7月22日、春日市で講演会が開催されました。部落差別の解消に向けて大切なことは、一人一人が同和問題への理解を深めることです。九州大学法学部教授の南野森(みなみのしげる)氏(写真右)による講演では、昨年12月に施行された部落差別解消推進法に触れ、戸籍の公開などの話題を交え、さまざまな法律の原点は憲法であることが、分かりやすく解説されました。