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2016 春号 SPRING 通巻582号 平成28年3月20日発行(季刊)
発行 / 福岡県 県民情報広報課

 
 
 

きらめきマイタウン八女市

清流の恵みを受けた実り豊かな大地に食・歴史・文化が根付くまち

 
 
黒木(くろぎ)の大藤

樹齢620年といわれる黒木町の大藤。4月中旬から5月上旬に「大藤まつり」が開催され、紫色の藤のシャワーを一目見ようと毎年約20万人が訪れる

 

伝統文化を守り広げ
発展するお茶の里

 福岡県南部に位置する八女市は、平成18年に上陽町、22年には黒木町、立花町、矢部村、星野村と合併し、総面積が県内2位となりました。

 矢部川・星野川の清流の恵みを受けた豊かな大地からは、全国に誇る「八女茶」や「あまおう」など、さまざまな農林産物が収穫されます。また、地域の歴史や文化を学び、体験・交流ができる施設も次々とオープン。活気と魅力あるまちづくりに取り組んでいます。

ご当地キャラ紹介 みどりちゃん
日向神峡(ひゅうがみきょう)の景観写真

日向神峡(ひゅうがみきょう)の景観
折り重なった岩がハート形に見えることから、「ハート岩」と呼ばれ、若者を中心に多くの人が訪れる。春は千本桜のもと「八女・桜まつり健康マラソン」が開催される

みどりちゃん

八女市のPRのため、新茶の香りとともに誕生した

 
田崎廣助(たさきひろすけ)美術館の写真

田崎廣助(たさきひろすけ)美術館
今年2月にオープンした八女出身の洋画家・田崎廣助の美術館。好んで描いた阿蘇山をはじめとする油彩・水彩画約20点や机などの遺品を展示する

いわいの郷(さと)の写真

いわいの郷(さと)
昨年11月に開館。北部九州最大の前方後円墳「岩戸山古墳」から出土した大迫力の石人・石馬(国重要文化財)など八女古墳群の貴重な資料を展示。入場無料

げんき館おおぶちの様子

げんき館おおぶち
旧大淵小学校を改修し、今年2月にオープンした体験交流施設。約100人の宿泊が可能で、スポーツや勉強の合宿などで多くの児童・生徒に利用されている

 
茶の文化館の写真

茶の文化館
玉露の最高品種「八女伝統本玉露」や抹茶を味わいながらお茶の文化が学べる施設。近くには「星の文化館」もあり、天文台の見学やプラネタリウムが楽しめる

ほたると石橋の館の写真

ほたると石橋の館
上陽町のシンボルであるホタルと石橋をテーマに、自然や歴史、文化を楽しめる施設。春には園内にある約600本の桜が見ごろを迎え、夜桜ライトアップも好評

杣(そま)のさとの写真

杣(そま)のさと
矢部村の美しい自然を生かした村づくりと交流の拠点として、地元の特産品や食事が楽しめる物産館を3月下旬にオープン

 
八女の伝統工芸 八女提灯の写真

八女の伝統工芸
国指定伝統的工芸品である八女福島仏壇(右)や八女提灯(上)に加え、県指定特産民工芸品の石灯ろう、手すき和紙など手工芸の里といわれる八女。「八女伝統工芸館」などで間近に見学できる

八女の伝統工芸 八女福島仏壇の写真
 
八女電照菊の写真

八女電照菊
県内最大の産地・八女で栽培される菊は、日持ちもよく全国各地へ出荷されている。アレンジメントやブライダル用にも人気

 
八女伝統本玉露の写真
地理的表示保護マーク
地理的表示
保護マーク

八女伝統本玉露
新芽のやわらかい部分だけを手摘みし加工する伝統的な製法でつくられた高級茶。昨年末、農林水産省が地域の農産品の品質を保証する「地理的表示保護制度」に登録された (登録番号第5号)。茶葉の香りと甘みを存分に味わうために考案された飲み方「しずく茶」は、「茶の文化館」で味わえる

 
八女の特産品 イチゴ「あまおう」・日本一の生産高を誇るタケノコの写真

八女の特産品
福岡県だけで生産されているイチゴ「あまおう」の一大産地である八女。今年1月、福岡八女農業協同組合いちご部会が日本農業賞・集団組織の部で大賞を受賞した。また、日本一の生産高を誇るタケノコやキウイなど、「道の駅たちばな」をはじめ市内直売所などで販売

 
 

子育て支援総合施設「やめっこ未来館」

子育て支援総合施設「やめっこ未来館」の様子

 八女市では、未来を担う子どもたちの健やかな育成を目指し、地域の子育てを支援する総合施設「やめっこ未来館」を昨年6月に開所しました。

 木材の良さを十分に生かした温かみのある建物は「福岡県木造・木質化建築賞」を受賞。保育所を併設し、子育て相談や講座などを通じて、地域での子育て応援・サポートに積極的に取り組んでいます。

問い合わせ

八女市役所
八女市本町647
電話0943-23-1111(代表)
ファクス0943-22-2186
http://www.city.yame.fukuoka.jp/

地図上の八女市の位置