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県政運営の基本姿勢

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月23日更新

 この度、本当に多くの県民の皆様の御支持を頂き、引き続き、福岡県政を担当させていただくことになりました。
 選挙中も、県内各地におきまして、地域の皆さんが、自分たちの地域をもっと良くしたい、もっと元気にしたいという強い思い、そして、県政に対する大きな期待を痛感してまいりました。
 間もなく「令和」という新しい時代も始まります。私は、これからの4年間、全力を尽くし、県民の皆様の御期待に応えてまいります。

 私の3期目のビジョンについて、申し上げたいと思います。 

 第一に、何より、「豪雨災害の復旧・復興」です。
 一昨年、昨年の災害の復旧・復興につきましては、まさにこれからが正念場です。まず、被災者の生活再建。関係者のお話、声に耳を傾けながら、災害公営住宅を着実に完成させ、仮設住宅からの定住を促進いたします。また、河川、道路、治山ダムなど公共土木施設はもとより、一日も早い産地の復興のため、農地、農業用施設の復旧を加速化させ、目に見える進捗を図ってまいります。そして、必ずや、一日も早い復旧・復興を成し遂げてまいります。

 次に、「地方創生」です。
 現在、福岡県は、前の年より人口が増えた全国7都県の一つです。今、こうした余力のあるうちに、将来の人口減少に備えていく「地方創生」が喫緊の課題です。
 この大きな課題に立ち向かっていくため、誰もが住み慣れたところで「働く」「暮らす」「お子さんを生み育てる」、この3つができる地域社会を作ってまいります。また、弱い立場にある方々、困難な問題をお抱えの方々に寄り添っていく「温かみのある行政」を推進し、県民の皆様が生涯にわたって安心して暮らせる地域社会をつくってまいります。
 また、県民の皆様の健康寿命を延ばしてまいります。
 目指すは、「『人』と『地域』の元気」です。

 これらを進めていくため、次の3つの政策に取り組んでまいります。

 まず、「住み慣れた地域で『働く』ことができる社会」です。
「魅力ある働く場」を一つでも多くつくってまいります。
 県経済の発展の原動力である中小企業の振興を図り、福岡県をもっと元気にしていくため、人材や資金の確保、事業承継など地域ぐるみで支援してまいります。
 地域の特色、強みを生かした農林水産業をはじめとする産業、また、自動車、ロボット、バイオといった先端産業の振興を図ってまいります。
 「グリーンアジア国際戦略総合特区」を一層活用するとともに、生産の国内回帰の動きを捉え、ユニ・チャームや資生堂に続く企業誘致にも取り組んでまいります。
 農林水産業では、ブランド化、輸出の拡大、担い手の確保に取り組んでいき、「稼げる、魅力ある産業」にしてまいります。
 そして、現場の実態とニーズに合わせて、AI、IoT、ロボットなど「第4次産業革命」と言われる最新技術の導入に先導的に取組み、「中小企業の生産性向上」、「スマート農林水産業」を実現し、成長産業へと転換を図ってまいります。
 県内各地域、九州各県の観光資源をつないで広域観光ルートを開発し、心からのおもてなしで、観光客を増やしていきます。

 次に、「住み慣れた地域で『暮らす』ことができる社会」です。
 「人生100年時代」が到来する中、誰もがいきいきと活躍し、健康で充実した人生を過ごせる「100年グッドライフ福岡県」を目指してまいります。
 そのため、まず、県民一人一人の健康寿命を延ばす「健康づくり県民運動」と、スポーツの力で県民生活を元気にする「スポーツ立県福岡」を進め、それぞれの相乗効果を図ることにより、県民の皆様を健康で元気にしてまいります。
 女性の就業を促していくとともに、企業や地域のリーダーとなる女性を積極的に育成し、福岡県を「女性活躍先進県」にしていきます。
 「地域包括ケアシステム」「高齢者の見守り」を拡充・強化するとともに、自動運転等の導入を進めることによって、過疎地域などの移動手段を確保し、買い物難民をゼロにしてまいります。
 障がいのある方を地域全体で支え、その自立と社会参加を支援します。

 最後に、「住み慣れた地域でお子さんを生み育てることができる社会」です。
出会い、結婚、妊娠、出産、子育て、仕事と、各ライフステージを切れ目なく支援し、若者の結婚や子育てについての希望をかなえることによって、少子化を食い止めてまいります。
 また、2020年、学校教育が大きく変わります。子どもたちが時代の大きな変化に主体的に向き合い、よりよい社会と自ら幸福な人生を創っていく力を育んでまいります。また、何歳になっても学び直しができるリカレント教育を拡充します。

 「県民第一」「県民の声を大切に」「県民のために」、スピード感をもって、こうした政策を進めていき、引き続き、「県民幸福度日本一」の福岡県を目指してまいります。
 また、我が国を見ると、人口や多くの機能が太平洋側に集中しています。一方で、南海トラフ地震などいろいろなリスクが指摘されています。
 日本海側に位置しているこの福岡県を、アジアとともに発展する一大拠点にしていくことによって、日本のバランスのとれた発展に貢献していきたいと考えています。
 これらが、私が目指す福岡県の将来像です。

 引き続き、皆様の御協力をお願いいたします。