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県政運営の基本姿勢

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年7月14日更新

 私は、知事就任以来、この福岡県を太平洋側ではない、日本海側の、しかもアジアを向いた一大拠点として発展させ、この国の発展に貢献していくこと、そして、県民の皆さまが「この県に生まれてよかった、生活してよかった」と思っていただける「県民幸福度日本一」を目指して、全力投球をしてまいりました。その際、「現場主義」、「生活者の視点」、「温かみのある行政」、この三つを心がけてまいりました。

 日本の経済が緩やかに回復している中、福岡県の経済も持ち直してきており、私の1期目の4年間で8万7千人の新しい雇用が生まれました。県の有効求人倍率も、大きく改善いたしました。

 私は、持ち直しをしてきている県経済の回復を確固たるものにし、県内各地の皆さまがそれを実感できるようにしてまいります。

 また、これからの大きな課題である人口減少や地方創生への取り組みも重要です。


 このため、まず第一に、「景気の回復と魅力ある雇用の場の創出」を図ります。

 雇用の8割を担い、地域経済を支える中小企業に対する支援を充実します。「グリーンアジア国際戦略総合特区」では、引き続き、産学官が一体となって一つでも多くの事業を具体化していきます。また、自動車や水素、ロボット、バイオ、Rubyなど、将来の成長産業の育成も進めます。

 農林水産業については、収益性が高く、足腰の強い魅力ある農林水産業を目指し、高品質で安全な本県の農林水産物の生産力の強化、ブランド化や6次産業化を進めてまいります。また、九州各県とも一体となって、輸出拡大にも取り組み、内外での積極的なトップセールスを行ってまいります。


 第二に、「出会い、結婚、子育て、就職・仕事の支援」です。

 近年の少子化・人口減少は、経済活動はもとより、社会保障制度や地域コミュニティの維持などに大きな影響を与えます。余力のある今こそ、準備と対応を急ぐ必要があります。

 少子化対策として、男女の出会い、結婚、出産、子育て、就職・仕事といった、人それぞれのライフステージに合わせたきめ細かな施策を総合的に推進します。


 第三に、「女性や高齢者の活躍の応援」です。

 県自ら率先して女性の登用を行うとともに、「子育て応援宣言企業」のさらなる拡大など、女性が活躍できる環境の整備を進めます。

 社会で活躍したい高齢者の皆さまを応援する「70歳現役社会づくり」を引き続き推進し、本県が先頭となって、九州・山口、そして全国へと広げていきます。


 第四に、「たくましいグローバルな人材の育成」です。

 学力と体力の現状や、これまでの「教育力向上県民運動」、「青少年アンビシャス運動」などの検証結果を踏まえ、今後の社会情勢の変化も見据えて、“Think globally,act locally”国際的な視野を持って地域で活躍する人材を育成するため、「これからの人材の新しい育成策」を打ち出してまいります。

 ラグビーワールドカップ2019、2020年東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地の誘致についても、引き続き、関係者の皆さまと一体となって取り組んでまいります。


 第五に、「安心して生活できる共助社会の実現」です。

  「見守りネットふくおか」、「認知症高齢者等徘徊SOSネットワーク」など、ネットワークを多重化し、一人暮らしの高齢者や認知症の人々を地域社会全体で支援する体制をより強固にしていきます。

 また、「まごころ製品」の売り上げ拡大に取り組み、障害者の皆さんの収入向上を支援してまいります。


 最後に、「安全・安心、災害に強い県づくり」です。

 県民の皆さまの安全・安心の向上のため、防災・減災に取り組んでまいります。暴力団対策は、大きく前進しています。これらに加え、飲酒運転、薬物乱用、性犯罪の撲滅、「ニセ電話詐欺」の被害防止など、安全・安心の向上に全力で取り組んでまいります。


 地域の将来の発展基盤の整備も重要です。

 福岡空港、北九州空港の連携強化を着実に前進させ、東九州自動車道の全線開通と沿線地域の活性化を目指します。


 県内各地に、豊かな自然、歴史、文化、そして産業など特色ある市町村があります。私は、地域の皆さまと知恵を出し合い、力を合わせて、それぞれの地域が持っている特性や強みを最大限生かすことによって、それぞれの地域を元気にし、福岡県全体を元気にし、さらに前進、発展させていきたいと考えております。

 引き続き、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。