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知事年頭記者会見 平成31年1月4日(金曜日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年1月5日更新

知事年頭記者会見 平成31年1月4日(金曜日)

この会見録は発言をそのままではなく、文章とする際読みやすいように整理したものです。

この知事記者会見録の模様は、  ふくおかインターネットテレビ  動画配信しています。

(1)知事年頭挨拶 

 

 

(知事)皆様、明けましておめでとうございます。今年は穏やかな天気に恵まれて、皆様、健やかに新しい年をお迎えのこととお喜びを申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いします。

 さて、昨夕ですが、熊本で地震が発生しました。県においては発災直後から情報収集に当たっていますが、これまでのところ、県内での被害状況、また熊本県からの支援の要請はありません。今後、熊本県を含め支援等の対応が必要になった場合は迅速にこれを行いたいと考えています。言うまでもないことですが、災害は、「とき」「ところ」「ひと」を選びません。県としては、今年も県民の皆様の安全・安心を最優先に、災害への備えに万全を期したいと考えています。県民の皆様においても、避難場所の確認や水・食料の備蓄など万が一の場合に備えた対応をそれぞれ行っていただきたいと思います。

 昨年、一昨年と2年連続で豪雨災害に見舞われ、それぞれの被災地の復旧・復興に全力を挙げてきたところです。新しい年、まず何よりもこの復旧・復興を加速させ、目に見えるような進捗を図っていきたいと考えています。

 また、今年も復興支援プレミアム付き地域商品券を発売することとしており、来週11日から予約受付を開始します。どうか皆様には、このプレミアム商品券をお買い求めいただき、朝倉市、東峰村を応援していただきたいと思います。

 先程の年頭の職員への挨拶でも述べましたが、今年は福岡県でG20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議や、アジア初のラグビーワールドカップが開催されます。また、来年の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプを本県で実施する国・地域は現在のところ25を数え、全国有数の規模となっていますが、その多くの事前キャンプが今年から行われます。

 このように内外から、とりわけ世界各国から多くの方々が福岡県を訪れる年になると思っています。そのため全庁を挙げて、空港などの玄関口の利便性の向上と、そして入ってこられた方々には、快適で安心して滞在・観光していただくための受入れ環境の整備に取り組んでいきたいと思います。

 そして、来訪された方々に福岡県の魅力を存分に堪能いただき、ぜひ福岡県のファンになって、リピーターになってもらいたいと思います。そのために、こうした機会を使って福岡県の魅力を内外に大いに発信し、認知度を高め、福岡県そして九州を訪れていただくお客様を増やしていきたいと考えています。

 災害があったものの、福岡県は今とても元気です。人口は513万1,000人、前年から人口が増え続けている7都県の一つです。景気は全国を上回り緩やかな拡大をしています。また、雇用は、有効求人倍率が、昭和38年に統計を取り始めて以降、過去最高水準のレベルで推移しており、就業者数もこの足元の1年間だけとっても4万7,000人増えています。

 一方で、この福岡県も、やがて人口減少に転じると予測されています。福岡県にとっても、地方創生が喫緊の課題です。この地方創生の基本は、誰もが住みなれた地域で働くことができる、お子さんを安心して産み育てることができる、長く元気でお暮らしいただける、そういった地域をつくっていくこと、これが地方創生の基本的な考え方だと思っています。そのために、一番大事な地方創生の鍵となる雇用を県内各地で増やして、県内各地域、そして福岡県全体をよりー層元気にしていきたいと考えています。これが第1点です。

 それからもう一つは、色々な問題を抱えている方々がいますので、その方々に寄り添う温かみのある行政についても力を入れていきたいと思います。これが2点目です。その際、関係部局の横断的な連携、全庁拳げての取り組み、そして何よりもスピード感を持って事に当たっていく、これを今まで以上に大切にしていきたいと考えているところです。

 以下、主要な項目を簡単に申し上げると、まず、地域経済の活性化と魅力ある雇用の創出ですが、地域の中小企業の振興、それから、先端成長産業の育成・振興に引き続きしっかり取り組んでいきます。昨年、七つある国際戦略総合特区のうち全国一の評価を受けたグリーンアジア国際戦略総合特区については、一つでも多くのプロジェクトが立ち上がるように、努力をしていきたいと思います。農林水産業では、14年連続販売単価日本一になった「あまおう」、それから、昨年、九州一の地鶏の出荷数となった「はかた地どり」、そういった農林水産物の一層のブランド化、そして、輸出の促進と担い手の確保にしっかり取り組み、さらに力を入れていきたいと思います。

 第2は、若い世代の夢と希望をかなえる社会の実現です。出会い応援団体、子育て支援宣言企業、それらの登録拡大など、若者のライフステージに応じたそれぞれの段階における切れ目のない総合的な対策を講じていきます。あわせて、全てのお子さんたちに夢と希望を持って成長してもらえるよう、地域一体となって子供の貧困対策に取り組んでいきます。

 第3は、安全・安心、災害に強い福岡県づくりです。先程申し上げた被災地の一日も早い復旧・復興に全力を挙げるということ、それから、県外の被災地に対してもできる限りの支援を続けていきたいと思います。こうした災害の経験と教訓を将来に生かすということが大事なので、防災対策の充実強化、緊急輸送路、河川の整備など、災害に強い福岡県をつくっていきます。

 また、治安面で、暴力団対策、飲酒運転や性犯罪の撲滅、ニセ電話詐欺被害の防止に加え、学校におけるエアコンの設置、通学路沿いの危険なブロック塀の撤去など、暮らしの安全・安心の確保に取り組んでいきます。

 第4は、誰もが活躍できる社会の実現です。女性が活躍できる環境の整備、70歳現役社会づくり、障がいのある人の自立と社会参加をそれぞれ前進させていきます。

 医療と介護の充実・強化とあわせて、県民一人ひとりの健康寿命を延ばしていくために、健康づくり県民運動を着実に進めていきます。

 冒頭申し上げたように、今年、福岡県はスポーツの年であるとも言えます。スポーツ立県福岡の取り組みをさらに進めていきます。

 このような施策を各分野で展開することにより、福岡県を、日本海側の、かつ、アジアを向いた一大拠点として成長させ、九州全体を牽引し、我が国のバランスのとれた発展に貢献をしていきたい、そういう1年にしていきたいと思っています。

 最後に、職員による不祥事について申し述べたいと思いますが、再発防止に全力で取り組んでいきます。全庁一丸となって県政に邁進するとともに、不祥事の撲滅に向けて不断の努力を積み重ねることにより、県民の皆様の信頼を取り戻していきたい、このように考えています。私自身、職員の皆様の先頭に立って、身を粉にして頑張らせていただきます。そして、県民の皆様、県内各地域の二―ズに応える施策を一つ一つ着実に進めていきたいと思います。皆様方のご理解とご協力をよろしくお願いします。

質疑応答

(記者)まず、知事自身、新しい年をどういった気持ちで迎えましたか。

(知事)2年連続災害に見舞われて、その復旧・復興を加速させたい、目に見える形で被災地の皆様にそれを見ていただきたいというのが第一です。それから、そういう災害がありますが、今、非常に福岡県は元気です。今、大事な時期ですので、さらに福岡県各地、また、福岡県全体を元気にしていきたい、そういう一年にしていきたいと思ったところです。

(記者)被災地の復旧・復興を繰り返し言っていましたが、具体的に今年はどういったところについてどういうふうに進めていきたいですか。

(知事)今までの災害復旧の場合は原形復旧というのが原則でしたが、これだけ大きな災害に見舞われると、こういった災害にも耐えられるような、いわゆる改良復旧というのが求められています。そういうことから、それぞれの災害においては改良復旧を国のほうにも働きかけ、また、必要なところは全部認めていただいています。それぞれの原形復旧工事、それから改良復旧工事を各地で一層加速をしていくということをやりたいと思っているところです。

 それから、地域でまだまだ消費が冷え込んでいるところがありますので、それを取り戻すべく、復興のための支援、プレミアム付き地域商品券を発売しますので、県民の皆様のご協力をお願いしたいと思います。

(記者)もう一つ、懸案として宿泊税の話があると思うのですが、今年は、どのような進め方をしていきたいと思いますか。

(知事)宿泊税について去年を振り返ると、10月2日に県から市に協議の申し入れをした後、私は、高島市長と11月1日にお目にかかって、その後、実務者同士の協議が始まったところです。11月21日から協議が進められているところで、それぞれの考え方、あるいはデータ、それぞれを持ち寄りながら、今、鋭意協議を進めているところです。その協議をしっかり積み重ねていきたいと考えています。

(記者)県知事選挙が4月に迫っていますが、年末に自民党県連が武内氏の擁立を決めていますが、改めて小川知事の受け止めと、決意を伺いたいと思うのですが。

(知事)先般、県民の皆様のために頑張らせていただこうと決断をして、立候補の表明をしました。あのとき申し上げたように無所属で立候補しようと思っています。一方で、今までの選挙もそうだったのですが、各政党、各会派、各団体からのご推薦、ご支持等がいただけるのであれば、これは非常にありがたいことでして、今回もどの政党、会派、団体に対しても同じやり方、要するに、皆、どの党にも同じやり方でそのお願いを今させていただいているところです。

 今指摘のあった自民党県連の動向については、今後、自民党としてどのようなご判断になるかというものを注視しているところです。

 いずれにしても、立候補する以上、不退転の決意で臨むことは変わりありません。頑張りたいと思います。

 

(記者)先程、各政党、団体に推薦をもらえたらありがたいという話でしたが、現時点で具体的に支援の要請をされているところはありますか。

(知事)今、手元にリストは持っていませんが、各今までご支援をいただいたところの政党、それから団体に順次回らせていただいているところです。

(記者)もう出してはいるのですか、政党だけでもいいのですが。

(知事)今も出しているところもあるだろうという状況で、今この瞬間どうだということが言えないということです。今までご支援をいただいたところを中心にお願いをして回っているところです。

(記者)自民党にも出されたというふうに聞いているのですが、自民党は、公募をやっている関係で受け取れないのでお返しするという説明を我々は聞いたのですが、その辺は何か聞いていますか。

(知事)私の事務所には、そういう連絡は今、あったというのは承知していません。

 

(記者)今、具体名は言われなかったのですが、ほかの政党、立憲民主とか国民民主、主要な野党政党、もし具体名が言えるのであれば。

(知事)前回色々ご支援をいただいたところについては、今回、同じようなやり方で、前回とではなくて今回、横並びで、同じ形でお願いをしているところです。今、どこまで行っているかということは今私は承知していませんが、今までご支援をいただいたところを中心にお願いをしていこうとしているところです。

(記者)推薦願自体をもう出したということですか。

(知事)出しているところと、今、回っているところと両方あると思います。

(記者)今話があった自民党県連の推薦願の件ですが、県連としては「取り扱えない」とはっきり言っているのですが、それについてはどういうふうに受け止めていますか。

(知事)これは自民党全体としてどういうご判断になるかということで、先程申し上げたように、注視をしていきたいと思っています。

(記者)それは何かしら党本部にも働きかけをするというようなことですか。

(知事)今申し上げたとおりです。

 

(記者)具体的に、注視とは、ただ見ていくだけなのか、あるいは具体的にどなたかと会うのか。例えば麻生さんと会うのか、二階さんと会うのか、あるいは前いらっしゃった菅さんと何かお話をしたりするのか、そのあたりの具体的なお考えというのを聞かせてもらえますか。

(知事)昨年年末にそういう県連の動きがあったので、それを踏まえて、今の段階では注視をするということです。

(記者)どこかの段階では、注視ではなくなって、実際に動くというふうに変わるということですか。

(知事)そこのところは、年末そういう動きになったので、それを今、受け止めるというか、注視をしているということですよ、今の段階では。

(記者)いつまでも見てるわけでは、受け身でいるわけではないではないですか。一候補として、どこかで何かをやったりするのか、それともずっと見てるだけなのか、そのあたりはどうですか。

(知事)ですから、注視をしたいと、今の段階では、注視をしているわけですが、場合によっては、必要に応じて、何か対応が必要かどうか、その辺は、この注視をしている中で考えていくことが必要になればやっていくということだろうとは思いますが、現段階では注視をしているということです。

(記者)どの段階になれば必要になると思いますか。

(知事)どう動くかはわからないからですね。

 

(記者)宿泊税についてお尋ねします。今の知事の話だと、昨年から進捗がないように思われるのですが、例えばいつぐらいまでに結論を、知事はトップ会談を再度やりたいというお話も昨年もらいましたが、その見通しなどを聞かせて下さい。

(知事)また年明けも続けて実務者同士の協議を続けていくことになっていますので、まずしっかり協議を積み重ねていきたいということが一つ。その上で、協議の状況を見ながら、必要に応じてトップ会談が必要であればやらせてもらおうと思っています。まずは協議を積み重ねていく、今、テーブルに着いていますから、しっかりやっていきたいと思っています。

(記者)今のところ、いつまでにとか、見通しとかはまだ示せないということですかね。

(知事)要するに、協議を今積み重ねているところですので、何かまとまれば皆さんに発表することになるかと思います。

 

(記者)先程の話ですが、自民党県連の推薦を受けられた武内さんの印象というか、どんなふうな方だと思っていますか。

(知事)いや、僕はニュースでお顔を見ただけですから、よく分かりません。

(記者)今までお話などをしたことは。

(知事)ありません。国家公務員の時代に仕事で重なったことはありませんし、お話をしたこともありません。お会いしたことはありません。

 

(記者)先程の推薦願は、公明党には出されたかどうかというのは言えますか。

(知事)公明党には推薦願をさせていただきました。いわゆる、まず政権与党第一党の自民党、それから与党の公明党には出させていただきました。

(記者)今日の年頭の挨拶の中で、スピード感をこれまで以上にとありますが、その心といいますか、どういったところをやっていくのですか。

(知事)やはり一番大きいのは、被災地の皆さんに将来に向かって早く希望を持っていただくということが大事です。そういう意味では、被災地の皆さんに目に見えるような進捗を図っていくこと、そのための加速化をさせたいと。補正予算も色々組んでいるわけです。

 それから、色々な、これまでの間で課題というのが、我々としても認識しているものがありますし、取りかかり中のものもあるわけですが、そういったものについては、今までも一生懸命やってきていますが、スピード感を持ってやっていこうということを頭に置きながら、それぞれの人、それぞれの部局が考えていこうということを申し上げたかったわけです。私自身も、これまで以上に心がけていきたいと思っています。

(記者)それは、対立候補がスピード感を出していきたいというふうにおっしゃったからですか。

(知事)あ、おっしゃっているんですか。知らないです。

(記者)「爆速県政」といってですね。かなりスピード感を持ってやっていくということで話されていますが、それに対して小川知事はどうですか。

(知事)要するに、二つ、行政というのは大事だろうと思っています。しっかり積み上げて詰めて、実態に合わせて、また、ニーズに合わせて的確に対応していくと。そのことの期間が長ければ、そこから先は短くて済む場合があるわけです。ですから、スピード感というのは、その両方があると思います。ですから、しっかりニーズ、それから県民の皆さんの気持ち、そういったものをしっかり把握し、その中で一番行政として的確な答えを出していく。その全体をスピード感を持ってやっていくということが大事だと思います。そういう意味では、ボトムアップとトップダウンというのをうまく組み合わせてやっていきたいと思っています。

 

(記者)先程の公明党の推薦は何日付で出したのですか。

(知事)年末だったと思います。

(記者)自民党県連の公募が決まった後ですか。

(知事)28日の夕方だったと思います。自民党にお持ちした後だったと思います。

(記者)いつごろまでに、いわゆる推薦が決定されるかという目安は。

(知事)それぞれの党のそれぞれの機関で色々な手続等があると思いますので、それらが速やかに進んでいくことを期待しています。

 

(終了)