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故・中村哲さんに福岡県県民栄誉賞を贈呈します。

印刷用ページを表示する 発表日:2019年12月27日 10時30分
担当課:
文化振興課
直通:
092-643-3383
内線:
2835
担当者:

 福岡県では、12月4日、アフガニスタンで凶弾に倒れ、ご逝去された本県出身の中村哲医師に対し、これまでのご功績を称え、「福岡県県民栄誉賞」を贈呈することとしました。

 中村医師は、平成5年に福岡県文化賞を贈呈した「ペシャワール会」の現地代表、またPMS(平和医療団・日本)総院長として、長年にわたり医療活動に従事されるとともに、水や生活の糧に着目し、1,600本もの井戸の掘削、本県朝倉市の「山田堰」を応用した用水路の建設などに取り組まれました。16,500ヘクタールもの土地を農地に変え、現地の人々の生活を大きく改善させることにより、現地の多くの方々に親しまれ、同国の復興に貢献されていました。

  「マグサイサイ賞(*)」や「アフガニスタン国家勲章」を受賞されるなど、これらの活動は、アフガニスタンはもとより世界各国で高く評価されています。そのご功績は、福岡県民にとって、大きな誇りであり、希望と活力を与えるものであります。

  贈呈式は、1月25日の「中村哲医師お別れ会」に先立ち、24日に県庁で行います。併せて同日から、中村医師のご功績を広く県民の皆さまに伝える展示を行います。

 (*)マグサイサイ賞:毎年マニラ市のラモン・マグサイサイ賞財団により、アジア地域で社会貢献などに傑出した功績を果たした
    個人や団体に対して贈呈。「アジアのノーベル賞」とも呼ばれる権威ある賞。


 この報告が行われた知事定例記者会見の模様は、ふくおかインターネットテレビ(外部リンク、リンクを開くと動画が再生されます)で動画配信しています。

1 県民栄誉賞について

   広く県民に敬愛され、県民に明るい希望と活力を与える顕著な業績を収め、県民の誇りとなるものに対して「県民栄誉賞」を贈り、その栄誉を称えるもの。

2 贈呈式について

  日時    令和2年1月24日(金曜日)10時45分~

  場所    知事応接室

  出席者  ペシャワール会 村上優会長(代理受領者)

  記念品  博多織タペストリー(中村医師の肖像画)

3 展示について

  展示物  活動写真、映像、著書

  場所    県庁ロビー

  期間    令和2年1月24日(金曜日)~2月7日(金曜日)

  協力    ペシャワール会

(参考)

1 中村哲医師の経歴等 

(1)主な経歴

 ・1946年(昭和21年)福岡県福岡市生まれ (福岡県立福岡高等学校卒/九州大学医学部卒)

 ・1973年(昭和48年)~国内病院勤務

 ・1984年(昭和59年)ペシャワール会現地代表就任、パキスタンでの活動開始

 ・1989年(平成元年)アフガニスタンでの活動開始

 ・2000年(平成12年)水源確保事業開始

 ・2010年(平成22年)山田堰をモデルにしたマルワリード用水路完成、併行して、洪水で壊滅した既存の用水路も改修
 

(2)主な受賞歴

 ・1993年(平成5年) 福岡県文化賞(ペシャワール会として)

 ・2016年(平成28年)旭日双光章受賞

 ・2018年(平成30年)アフガニスタン国家勲章

 ・2019年(令和元年)アフガニスタン名誉市民権授与

 ・2019年(令和元年)旭日小綬章受章

 ・2019年(令和元年) 内閣総理大臣感謝状
 

(3)主な功績

 ・昭和59年から35年以上にわたり、パキスタン・アフガニスタン地域において、医療活動に従事。(ハンセン病や
  腸チフス、結核、マラリア等の感染症の治療の傍ら、アフガン難民キャンプや両国での山岳無医村地域での
  一般診療に従事し、昭和61年からはアフガン人医療チームを結成し、本格的にアフガン国内での診療を展開
  する。)

 ・さらに、アフガニスタンにおいて、平成12年より、今世紀に入って頻発する大干ばつに対処するために井戸の
  掘削に着手し、飲料用井戸1,600本と直径約5mの灌漑用井戸13本を掘削。

 ・平成15年より、水量の豊富なクナール川の水を利用した農業用水路の建設を開始。江戸時代に完成した本県
  朝倉市の「山田堰」を応用し、日本伝統の治水技術を用いた、全長27kmのマルワリード用水路を建設。 

2 これまでの県民栄誉賞受賞者

 ・谷(田村)亮子さん(平成12年11月)
  柔道48キロ級で、バルセロナ、アトランタオリンピックで銀、シドニーで金メダルを獲得

 ・上野 由岐子さん(平成20年10月)
  
ソフトボールの主力投手として、アテネオリンピックで銅、北京で金メダルを獲得

 ・王 貞治さん(平成20年11月)
  福岡ダイエーホークスを率い、3度のリーグ優勝、2度の日本一、第1回ワールドベースボールクラシックの
  監督として世界一を獲得

 ・浅香山 博之さん(平成23年8月)
  大相撲史上最多の1047勝を達成、その他数々の前人未到の記録を樹立

 ・大隅 良典さん(平成29年6月)
  「オートファジー」に関する研究でノーベル生理学・医学賞を受賞

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