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平成30年度福岡県原子力防災訓練について

印刷用ページを表示する 発表日:2019年1月23日 15時00分
担当課:
総務部防災企画課
直通:
092-643-3115
内線:
2481、2487
担当者:
黒岩、豊島

平成30年度福岡県原子力防災訓練について

 玄海原子力発電所で万が一原子力災害が発生した場合に備え、福岡県地域防災計画(原子力災害対策編)等に基づき、佐賀・長崎両県と連携して、平成30年度福岡県原子力防災訓練を実施しますので、お知らせします。
 

1 目的

  防災業務関係者の原子力災害対策への習熟及び防災関係機関相互の連携協力体制の強化並びに県民の原子力防災 意識の向上を図る

2 日時

  平成31年2月2日(土曜日)8時~14時10分

3 場所

  8 訓練内容を参照

4 主催者

  福岡県及び糸島市(佐賀・長崎両県と連携)

5 参加者

  140機関 約3,600人

    ・ 参加機関:自衛隊、警察、消防、原子力規制事務所、九州電力等

    ・ 関係住民:約2,900人

6 訓練想定

 九州電力株式会社玄海原子力発電所3号機において、定格熱出力一定運転中、佐賀県内において地震が発生した。

 その後、原子炉冷却材漏えいが発生したため、緊急負荷降下後、原子炉を手動停止した。

 原子炉停止後、非常用炉心冷却装置が作動したが、全ての交流動力電源が失われる事象などが発生し、炉心を冷却する全ての機能を喪失し、全面緊急事態となる。さらに、事態が進展し炉心損傷に至り、放射性物質が放出され、その影響が発電所周辺地域に及ぶ。

 事故の進展に応じ、県、関係市町及び関係機関は国と連携して、地域防災計画などに基づく諸対策を実施する。

7 主な訓練項目

   ○ 情報収集・伝達訓練

   ○ 緊急時モニタリング訓練

   ○ 広域避難訓練

   ○ 原子力災害医療訓練

8 訓練内容

  (1) 情報収集・伝達訓練

     原子力災害時の情報収集・伝達を確実に行うため、原子力発電所における事故や避難等に関する

     情報を収集し、関係機関に伝達する訓練を行う。

     実施場所は、福岡県庁、糸島市役所ほか関係機関執務室。

    ○ 九州電力が事故情報を福岡県、糸島市、福岡市に伝達

       「原子力防災に係る福岡県民の安全確保に関する協定」及び原子力災害対策特別

      措置法に基づくもの

    ○ 国が屋内退避指示、一時移転指示などを福岡県及び糸島市に伝達

    ○ 県が九州電力や国から入手した情報を市町村などの関係機関に伝達

    ○ 県が応急対策(緊急時モニタリング、広域避難、原子力災害医療)の実施状況を把握

    ○ 福岡県警ヘリコプターが県に応急対策の実施状況の映像を伝送

    ○ 県が道路障害情報の収集・伝達

    ○ 国、OFC、関係自治体との間でテレビ会議を開催

 

  (2) 緊急時モニタリング訓練

     放射性物質による環境への影響を把握するため、緊急時モニタリング訓練を行う。

    ○ モニタリングポストなどによる空間放射線量率の監視強化

    ○ サーベイメータによる空間放射線量率のモニタリング

    ○ モニタリングカーで環境放射線の測定を実施(UPZ内)

    ○ 環境試料の採取測定

    ○ 福岡県及び糸島市は、県内全域(サーベイメータによる空間放射線量率の

       モニタリング地点23ヶ所)でモニタリングを実施

    ○ 緊急時モニタリングセンター(EMC)との情報伝達                                                                             

    ○ 3県モニタリング情報の共有

 

 

 

 

 

  (3) 広域避難訓練

 原子力災害時の広域避難を迅速かつ円滑に行うため、屋内退避訓練及び避難訓練を行う。

(1) 屋内退避訓練

 ・ UPZ内住民の屋内退避訓練を実施(その後、避難訓練を実施)

 ・ UPZ外住民の屋内退避訓練を実施

(2) 自家用車による避難

 ・ 避難ルートに基づく避難

 ・ 複合災害による代替経路避難

 ・ 愛護動物の同行避難

    (3) 離島(姫島)避難

      放射線防護対策設備を整備した施設(はまゆう)で屋内退避を実施

    (4) バスによる避難

     ・ 中継所方式による避難(UPZ外に中継所(糸島リサーチパーク)を設置)

     ・ 在宅の避難行動要支援者の避難

     ・ 複合災害による代替経路避難

     ・ 主要避難経路の通行止めを想定した交通規制・誘導及び迂回路による避難

     ・ 福岡県バス協会との協定に基づく避難

    (5) バス・船舶による避難【新規】

     ・ 複合災害による避難経路通行止めによる代替手段による避難

     ・ 福岡県バス協会との協定に基づく避難

        (6) 病院における避難

      ・ 病院が策定した避難計画に基づき実施

      ・ 中継病院(糸島医師会病院)を経由した避難

    (7) 介護老人福祉施設などにおける避難

      ・ 介護老人福祉施設などが策定した避難計画に基づき実施

      ・ 中継施設(特別養護老人ホーム下山門)を経由した避難

   (8) 障がい者福祉施設における避難

      ・ 障がい者福祉施設が策定した避難計画に基づき実施

     ・ 中継施設(糸島市健康福祉センターふれあい)を経由した避難

       (9) 保育園の屋内退避訓練【新規】

       保育園が策定した防災マニュアル(原子力災害対策編)に基づき実施

   (10) 佐賀県からの広域避難

      唐津市民がバスにより福岡県内を経由して、佐賀県上峰町の避難所まで避難

   (11) 長崎県からの広域避難

     ・ ヘリコプターで壱岐市の壱岐空港から陸上自衛隊飯塚駐屯地まで移動後、

      直方市の避難所へバスで避難

     ・ 船舶で壱岐市の郷ノ浦港から博多港まで移動後、直方市の避難所へバスで避難

 

   ○ 実施場所

項目

避難元

一時集合場所

中継所等

避難先

(1)-1

屋内退避訓練

祇園町行政区

松末行政区

野辺福ノ浦行政区

(1)-2

屋内退避訓練

(UPZ外住民)

加布里東行政区

加布里中行政区

加布里西行政区

(糸島市UPZ外の一部)

(2)-1

自家用車避難

祇園町行政区

祇園町公民館

宇美南

町民センター

(宇美町)

松末行政区

松末公民館

(2)-2

自家用車避難

(愛護動物同行避難)

祇園町行政区

祇園町公民館

宇美南

町民センター

(宇美町)

松末行政区

松末公民館

(3)離島避難

(放射線防護施設での屋内退避)

姫島行政区

姫島福祉センター はまゆう

(4)バス避難

祇園町行政区

祇園町公民館

糸島リサーチパーク

(社会システム実証センター)

宇美南

町民センター

(宇美町)

松末行政区

松末公民館

(5)バス・船舶避難

野辺福ノ浦行政区

福ノ浦公民館

福ノ浦港 ⇒ 岐志港

福岡市立

福岡女子

高等学校

(福岡市)

(6)病院の避難

(病院車両)

小富士病院

糸島医師会病院

福吉病院

(7)介護老人福祉施設などの避難(施設車両)

特別養護老人ホーム仙寿苑

中継施設

(特別養護老人ホーム下山門)

特別養護老人ホーム

アットホーム

諸岡

特別養護老人ホーム

はまぼう

(8)障がい者福祉施設の避難

(施設車両)

障がい者支援施設

小富士園

糸島市健康福祉センター ふれあい

希望学園

(9)保育園の

 屋内退避

引津保育園

るんびに保育園

深江保育園

福吉保育園

(10)佐賀県からの

避難
(バス)

佐賀県唐津市

佐賀県

上峰町立

上峰中学校

(11)長崎県からの避難

(ヘリ・船舶・バス)

長崎県壱岐市

壱岐空港

(→飯塚駐屯地)

直方中央公民館

郷ノ浦港

(→博多港)

 

 

 

 

  (4) 原子力災害医療訓練

     放射性物質による被ばくに対処するため、避難退域時検査・簡易除染訓練等を行う。

    (1) 避難退域時検査・簡易除染

     ○ 中継所(糸島リサーチパーク)で実施する内容

       ・ 福岡県が避難退域時検査会場を設置

       ・ 関係機関と連携して、糸島市の避難者の避難退域時検査・簡易除染を実施

       ・ 陸上自衛隊がバスの避難退域時検査・簡易除染を実施

     ○ 福岡市、宇美町の避難所で実施する内容

        関係機関と連携して、糸島市の避難者、愛護動物の避難退域時検査・簡易除染を実施

     ○ 病院の避難における中継病院(糸島医師会病院)で実施する内容

       ・ 福岡県が避難退域時検査会場を設置

       ・ 関係機関と連携して、小富士・福吉両病院の避難者に対する避難退域時検査や簡易除染を実施

     ○ 被ばく傷病者等受入訓練【拡充】

       放射性物質による汚染が疑われる傷病者を原子力災害拠点病院(九州大学病院)へ搬送し、

       除染及び負傷の処置後、ホールボディカウンタ(※)による測定を行う。

     ○ 介護老人福祉施設などの社会福祉施設の避難における中継施設で実施する内容

       ・ 福岡県が避難退域時検査会場を設置

       ・ 関係機関と連携して、避難者に対する避難退域時検査・簡易除染を実施                                                                                                                                             

    (2) 健康相談

      福岡県が関係機関と連携して、福岡市立福岡女子高等学校及び宇美南町民センターの

      避難所で健康相談・健康講話を実施

    (3) 安定ヨウ素剤の緊急配布・服用訓練

      避難住民に安定ヨウ素剤の緊急配布・服用訓練を実施

     ※ ホールボディカウンタとは

       人体の内部から放出される放射線(ガンマ線)を計測し、放射線のエネルギーを分析することで放射性物質を特定できる放射線測定器。

       この測定器を使用することで、内部被ばく線量及び体内にある放射性物質の種類を特定することでき、内部被ばく傷病者に対する治療に

       有効な手段を講じることが出来る。

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