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福岡発!使用済み切削工具をリサイクルして耐摩耗性鋼板を製造、販売開始!

印刷用ページを表示する 発表日:2018年6月15日 14時00分
担当課:
循環型社会推進課
直通:
092-643-3381
内線:
3498
担当者:
黒水、松田

福岡発!使用済み切削工具をリサイクルして耐摩耗性鋼板を製造、販売開始

・金属加工用の切削工具であるサーメット(注1)チップは、超硬合金(注2)チップに比べて金属価値が高くないことから、回収やリサイクル技術の開発が進んでおらず、産業廃棄物として処理されてきました。

・このたび、株式会社丸和技研、株式会社レアメタルソリューション、九州工業大学の研究チームは、福岡県リサイクル総合研究事業化センターの支援のもと、使用済みのサーメットチップを短時間・低コストで破砕する独自の技術や、分級したサーメット破砕粒を鋼板等の母材に溶接する技術の開発に成功しました。

・株式会社丸和技研が開発した耐摩耗性鋼板は、製錬所の鉱石粉砕機内の保護プレートとして採用されました。従来品より3倍以上の耐用時間を実現するなど耐久性が高く、ランニングコストが低減されることが評価されたためです。

・株式会社丸和技研は、今後もサーメット破砕粒を利用した製品開発を行い、更なる商品展開を図る予定です。

 

注1 金属の炭化物や窒化物など硬質化合物の粉末を金属の結合材と混合して焼結した材料。炭化チタン(TiC)や炭窒化チタン(TiCN)といったチタン化合物を、ニッケル(Ni)やコバルト(Co)で結合したものが多く用いられる。

注2 炭化タングステン(WC)を主成分としている合金。

事業スキーム [その他のファイル/968KB]


福岡県リサイクル総合研究事業化センター共同研究プロジェクト「使用済みサーメットチップリサイクル」概要

 

【メンバー】

 ・株式会社丸和技研 : 製品化・販路の検討

 ・株式会社レアメタルソリューション : サーメットの回収・選別

 ・国立大学法人九州工業大学 : 材料評価

 ・福岡県工業技術センター機械電子研究所 : 溶接技術

 

【研究期間】

研究会    平成26~27年度(2年間)

プロジェクト  平成28~29年度(2年間)

 

【成果】

  サーメット破砕粒を溶接した耐摩耗性鋼板の実装実験をパンパシフィック・カッパー(PPC)株式会社佐賀関製錬所で行った結果、サーメット破砕粒が脱落せず、従来品よりも耐久性が高いことから好評だったため、同製錬所の保護プレートとして採用されました。


関係者連絡先

■株式会社丸和技研 代表取締役 嘉屋 文康 氏

  〒822-0003 直方市上頓野4965-1 Tel:0949-26-6733 Fax:0949-26-4643

■公益財団法人福岡県リサイクル総合研究事業化センター研究開発課 担当:篠原、増田

  〒808-0135 北九州市若松区ひびきの2-1 Tel:093-695-3068 Fax:093-695-3066