連続立体交差事業とは、道路整備の一環として鉄道の一定区間を高架化又は地下化することにより、鉄道と複数の道路との立体交差を一挙に実現する事業です。
現在、福岡県では、大野城市内及び春日市内において約3.3km区間の鉄道施設を高架化する「西鉄天神大牟田線(春日原〜下大利)連続立体交差事業」を実施しています。
この事業により、既存道路12箇所において踏切を除却、交差道路を7箇所新設し、合計19箇所において道路と鉄道を立体交差化します。
また、この区間の北側に隣接して福岡市においても、福岡市内約1.9km区間で「雑餉隈駅付近連続立体交差事業」が実施されており、合わせて約5.2km区間の鉄道施設が同時に高架化されることとなります。



平成33年度
事業区間約3.3km内には12箇所の踏切があり、それらの踏切遮断時間は1日当たり概ね7〜8時間、また、ピーク時は1時間当たり概ね35〜42分間です。
このため慢性的に交通渋滞が発生しやすい状況となっています。

この事業の主な効果は以下のとおりです。
1.道路交通の円滑化
踏切が無くなるため、踏切遮断による交通渋滞や踏切事故が解消します。
2.沿線地域の環境改善
踏切警報音が無くなり、強固な高架橋を造ることにより、騒音・振動が軽減します。
3.高架下空間の活用
鉄道の高架下空間の一部には駐輪場などの公共・公益施設も整備されます。
4.交通連結機能の強化
駅前広場整備事業との一体的な実施により駅周辺における乗り換えの利便性や快適性が向上します。
現在までに、鉄道高架橋建設工事に支障となる九州電力送電線等の各種支障物件の移設工事や、鉄道仮線に必要な土地の確保、及び工事に先立つ周辺建物の事前調査(春日原駅〜下大利駅南側)を行ってきました。
また、平成23年4月19日から鉄道高架橋建設工事を本格的に開始しました。
今後は、引き続き支障物件の移設工事や周辺建物等の事前調査を行うとともに、鉄道高架橋建設工事を進めていきます。

春日原駅周辺 高架橋の基礎工事を進めています

白木原駅北側線路 高架橋工事の為の仮設工事等を進めています

白木原駅南側線路 整地や電柱設置などの仮線工事を進めています

下大利駅周辺 仕切版を設置し仮線工事、仮駅工事等を進めています
鉄道高架橋建設工事にあたっては周辺道路の通行規制や工事中の騒音・振動等、何かとご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、周辺環境の保全には十分注意を払いながら工事を行いますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
平成22年度から、本連続立体交差事業等のために進めております周辺建物等の事前調査につきましては、平成24年度も引き続き沿線の地域で調査を進めさせていただく予定としておりますので、ご理解ご協力をお願い致します。調査対象の皆様には調査時期、調査内容等について別途ご案内致します。ご不明・ご不審な点等がございましたら、福岡県那珂県土整備事務所高架係(092-513-5570)にお電話いただきご確認ください。
那珂県土整備事務所 都市施設整備課 高架係
電話:092-513-5570
FAX:092-513-5606