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ジカウイルス感染症(ジカ熱)について

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年9月13日更新

ジカウイルス感染症(ジカ熱)について

ジカウイルス感染症とは

 ジカウイルス感染症は、ジカウイルス病と先天性ジカウイルス感染症を言います。

 ジカウイルス病は、後天的にジカウイルスが感染することにより起こる感染症です。

 また、母体から胎児への垂直感染の可能性が指摘されており(先天性ジカウイルス感染症)、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があるとされています。

 アフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で発生があり、特に、近年は中南米及びその周辺地域で流行しています。

感染経路について

 ジカウイルスを持った蚊が人を刺すことで感染します。

 基本的に、人から人へ直接感染するような病気ではありませんが、稀なケースとして、献血や性交渉による感染が指摘されています。また、感染しても全員が発症するわけではなく、症状のないか、症状が軽いため気がつかないこともあります。

 妊娠中の女性が感染すると、胎児に感染する可能性が指摘されていますが、どのようにして感染するのか、どの時期に感染するのかはわかっていません。また、胎児に感染すると、小頭症などの先天性障害を起こす可能性があるとされています。

 主としてネッタイシマカ(現在、日本国内には生息していません)やヒトスジシマカがウイルスを媒介することが確認されています。ヒトスジシマカは日本のほとんどの地域(秋田県及び岩手県以南)で見られ、活動時期は5月中旬から10月下旬と言われています。

症状と治療法について

 ジカウイルスに感染すると、主として軽度の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、斑丘疹、結膜炎、疲労感、倦怠感などを呈します。これらの症状は軽く、2~7日続いて治まります。

 潜伏期間(ウイルスに感染してから発症するまでの期間)は2~12日(多くは2~7日)と言われています。

 現在、ジカウイルスに対するワクチンや特異的な治療法はないため、患者の症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。通常は、比較的症状が軽く、特別な治療を必要としません。

海外に渡航される方へ

 渡航する必要がある場合は、渡航前に、厚生労働省検疫所や外務省の海外安全情報のホームページなどで現地の流行状況等、最新情報を確認してください。

 すべての蚊がジカウイルスを保有している訳ではないので、蚊に刺されたことだけで過分に心配する必要はありません。心配な場合は、帰国された際に、空港等の検疫所に相談してください。また、帰国後に心配なことがある場合は、最寄りの保健所にご相談ください。

 なお、発熱などの症状がある場合には、医療機関を受診してください。

 感染はしても、症状がない人(不顕性感染)が感染源となりうるかどうかについては、わかっていません。したがって、国内の蚊の活動時期(概ね5月中旬から10月下旬頃まで)においては、ジカウイルス感染症流行国から帰国された方は、症状の有無に関わらず忌避剤(虫除け剤)を使用するなど、蚊に刺されないための対策を10日程度行うことが必要です。

 (注)妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症との関連が示唆されていることから、妊婦及び妊娠の可能性がある方は、可能な限り流行地への渡航を控えてください。世界保健機関(WHO)は、2016年3月8日、妊婦は流行地域への渡航をすべきでないと勧告しています。

 ジカウイルス感染症の流行地域については、下記ホームページを御参照ください。

厚生労働省ホームページ「ジカウイルス感染症の流行地域」(新しいウィンドウで開きます)

 

感染予防のためには

蚊に刺されないためには(防蚊対策)

 長袖、長ズボンを着用し、素足でのサンダル履き等は避けましょう。

 また、虫除け剤(忌避剤)の使用も推奨します。国内では、「ディート」や「イカリジン」を成分とした虫除け剤が市販されています。製品の用法・用量や使用上の注意を守って使用してください。虫除け剤の効果は、蒸発、雨、発汗などにより持続性が低下するので、一定の効果を得るためには、定期的に再塗布することが必要です。

 

性行為による感染を予防するためには

 性行為により男性から女性パートナーへの感染伝播が疑われている事例が報告されていますが、現在、性行為による感染についての十分な知見は得られていません。

 流行地域から帰国した男性は、パートナーの妊娠中、ジカウイルス感染症の症状の有無にかかわらず、性行為の際に、コンドームを使用することを推奨します。
 なお、WHOは、2月18日に、性行為による感染予防について、暫定ガイダンスを出しています。その概要は、次のとおりです。


  1. 患者及びそのパートナー(特に妊婦)は、性行為感染のリスク等についての情報を受ける。
  2. 流行地に住んでいるまたは流行地から帰国後の、妊娠中のパートナーがいる男性は、パートナーの妊娠期間中は、より安全な性行動をとるか、性行為を自粛する。
  3. 多くのジカウイルス感染が不顕性感染であることから、流行地に住む人は、より安全な性行動をとるか性行為を自粛することを検討する。また、流行地から帰国した人は、帰国後少なくとも28日間、より安全な性行動をとるか、性行為の自粛を検討する。
  4. ジカウイルスに関わらず、WHOは、他の性行為感染症を予防し、望まない妊娠を避けるために、より安全な性行動(正しいコンドーム使用を含む)を推奨する。
    WHOは、ジカウイルスを確認するための定期的な精液の検査を推奨しない。

 

妊婦や胎児への影響について

 ブラジル保健省は、妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症に関連がみられるとの発表をしています。

 また、2016年1月15 日には、米国CDCが、妊娠中のジカウイルス感染と小頭症との関連についてより詳細な調査結果が得られるまでは、流行国地域への妊婦の方の渡航を控えるよう警告し、 妊娠予定の女性に対しても主治医と相談の上で、厳密な防蚊対策を推奨しました。

 1月21日には、ECDC(欧州疾病対策センター)が、流行地域への妊婦及び妊娠予定の方の渡航を控えることを推奨しました。

 そして、2月1日に、WHOは、緊急委員会を開催し、小頭症及びその他の神経障害の集団発生に関する「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しました。

 また、3月8日に、第2回目の緊急委員会を開催し、渡航に関して以下の勧告等を発表しました。

  •  ジカウイルスの感染が確認されている地域等への(からの)渡航や貿易についての一般的な制限は行うべきではないこと。
  • 妊婦は流行地域への渡航をすべきでないこと。流行地域に住んでいる又は渡航するパートナーのいる妊婦は、妊娠期間中は、安全な性行動をとるか性行為を控えること。

 なお、現在、小頭症や神経障害とジカウイルスとの関連についての調査が行われています。

蚊の発生を抑えるために

 日本には、ジカウイルスの媒介蚊であるヒトスジシマカが生息しています。このことから、海外でウイルスに感染した人が国内で蚊に刺され、その蚊が他の人を刺した場合に、その人が感染する可能性があります。

 ヒトスジシマカは、空き缶に溜まった雨水など、小さな水たまりを好んで卵を産み付けます。住まいの周囲の水たまりを無くすことで、発生する蚊の数を減らすことができます。

医療機関等関係者向け情報

 ジカウイルス感染症は、平成28年2月5日に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」で、医師の届出が必要な四類感染症に指定され、平成28年2月15日から施行されました。ジカウイルス感染症患者を診断した場合は、直ちに最寄りの保健所に届け出てください。

 また、渡航歴や臨床症状等からジカウイルス感染症の可能性が考えられる患者を診察した場合には、最寄りの保健所に情報提供をお願いします。

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