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平成30年度入学生用 福岡県立高等学校・中高一貫教育校案内「展望」

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年10月16日更新

福岡県立高等学校・中高一貫教育校案内「展望」

まえがき

 福岡県教育委員会では、県立高等学校・中高一貫教育校の概要を示した「展望」を毎年作成しています。

 この「展望」は、中学生(中高一貫教育校については小学生)の皆さんが、県立学校受検に当たっての基本的な資料として活用されているほか、転入学希望者の学校選択の参考資料としても有効に利用されています。

 いま、皆さんは、将来の進路について真剣に考えていることでしょう。進路を選択するということは、単にどの学校に入学するかを決めることではありません。自分はどんな人生を送りたいのか、どのような職業に就いてどのような家庭を築きたいのかを考えることでもあります。また、どのような社会の中で生きていきたいのか、その社会に貢献する人となるには何が必要なのかを、じっくりと考えることも、進路を選択する際には、とても大切なことなのです。

 進学を希望される皆さんは、今までにいろいろなことを学習し、自分の生き方や人生に対して夢や希望をふくらませていると思いますが、学校の選択は、その実現に向けての第一歩となる大変重要な問題です。皆さんは、自分の興味や関心あるいは適性をよく考え、各学校の特色と照らし合わせ、自分にとって最もふさわしい学校を選んでください。

  その際、保護者の方々や先生方に相談したり、また、友人と話し合ったりしながら判断していくものと思います。「展望」がそのための基礎となる資料として、進路選択に大いに活用されることを期待しています。各学校では、意欲にあふれ夢の実現に向けて努力する皆さんの入学を心から待っています。

 最後になりましたが、各小・中学校関係各位におかれましても、児童生徒一人一人の希望進路の実現に向けて、「展望」を有効に活用されるようお願いします。

 

 

平成29年10月

 

福岡県教育委員会

 

第1部 県立高等学校の概要

第1章  高校教育の制度

 高等学校(以下「高校」といいます。)には、学習形態(学習時間、修業年限、学習方法等)の違いにより全日制課程、定時制課程、通信制課程の3つの課程があります。
 どの課程で学習するにしても、高校教育は小・中学校での義務教育とはいろいろな点で大きく異なっています。その主なものを紹介します。

 1  学習内容の分化・高度化

 高校では、中学校での学習を基礎として、より分化・高度化した教科・科目を学習します。

 さらに、小・中学校ではすべての児童生徒がほぼ共通の教科を学習しますが、高校では教科・科目の選択幅が広がり、学科やコース、類型によって学習する教科・科目や内容が大幅に異なるなど、それぞれの専門性を高める内容になっています。

  2  進級・卒業

 進級・卒業するには、各高校で定められた科目を履修し、単位を修得することが条件となります。

 単位とは、教科・科目などの学習の量を示す基準のことで、高校では、50分の授業を1年間に35回受けて、1単位とされます。例えば、「国語総合」という科目が年間を通して1週間に4時間(4時間×35回=年間140時間)の授業が行われる場合には「4単位」となります。

 その単位を修得するためには、出席時数や定期テストの成績などが、あらかじめ定められている基準に達していることが必要であり、その基準に達したと認められれば、「国語総合」の例でいえば「4単位修得」ということになります。

 卒業するために必要な総単位数は高校ごとに定められており、卒業が認められるためには定められた教科・科目を履修し、定められた単位を修得しなければなりません。

  3  通学区域

 県立高校には通学区域が定められており、生徒・保護者の居住地によって、志願することのできる学校や課程、学科、コースが決まります。

 全日制課程のうち、普通科の通学区域は13の学区に分かれています。理数科及び英語科は、学区よりも広い地区(北九州、福岡、筑後又は筑豊)を通学区域としています。また、農業、工業などの職業に関する学科や総合学科、文理科や普通科の体育コース、国際文化コースなどの特色あるコース及び単位制高校は、県内全域を通学区域としています。

 定時制課程、通信制課程の通学区域は、すべて県内全域となっています。

 通学区域の詳細については、ホームページ上の「福岡県立高等学校の通学区域」を参考にしてください。

  4  教科書

 教科書は小・中学校での無償制度と異なり、各高校で定められたものを指定の書店で各自購入することとなります。

第2章  新しいタイプの高等学校の特色

 第1節  単位制高校

1  単位制高校とは

 高校では、一般的に「学年制」をとっており、学年ごとに学習する科目が定められ、1年ごとに進級します。

 単位制高校では、卒業までに必要な科目や単位数の条件を満たすように、先生からガイダンスを受けながら、一人一人が1年ごとの学習する科目の計画を作ります。

 県立の単位制高校の設置状況は、次のとおりです。

学校名

所在地

課程

設置学科

門司大翔館高校

北九州市門司区

全日制

普通科

ひびき高校

北九州市戸畑区

定時制

普通科

博多青松高校

福岡市博多区

定時制

普通科・情報科学科

通信制

普通科

 (注)ひびき高校、博多青松高校の定時制は、1部(午前)、2部(午後)、3部(夜間)があり、自分が在籍する部の授業を中心に受けることになります。

2  単位制高校の特色

(1)自分で時間割を作ります。

 単位制高校では、学校が定めた学年ごとの教育課程やホームルームごとの時間割に基づいて学習するのではなく、自分の学習する科目の計画に基づいて、多くの科目の中から得意な科目や興味のある科目を中心に時間割を組むことができます。

 ただし、必ず学習しなければならない科目や、学習する順序が決められた科目があることに注意する必要があります。

(2)マイペースで学習できます。

 定時制と通信制の単位制高校では、学年の区分がないことに加えて修業年限が「3年以上」((注) 第6章 授業料、奨学金制度 参照)と弾力的なので、自分の目的や事情に応じて計画的に学習することが可能です。

 しかし、修得単位を積み重ねて卒業するためには、見通しを持って科目を選択できる計画性と、計画を実行できる自己管理能力とが必要です。

 第2節  総合学科高校

1  総合学科とは

 総合学科は、普通科、専門学科に並ぶ第3の学科として創設されました。

 また、単位制を採用しており、多様な開設科目の中から、自分の興味・関心や進路希望に応じて科目を選択し学習します。その過程において、自分は何をやりたいのか、自分は何に向いているのか、自分の将来の道をじっくりと探し決定できるところに、この学科の一番の特色があります。

 県立の総合学科高校の設置状況は、次のとおりです。

学校名

所在地

課程

設置学科

青豊高校

豊前市

全日制

総合学科

福岡魁誠高校

糟屋郡粕屋町

全日制

総合学科

福岡講倫館高校

福岡市早良区

全日制

総合学科

ありあけ新世高校

大牟田市

全日制

総合学科

稲築志耕館高校

嘉麻市

全日制

総合学科

鞍手竜徳高校

宮若市

全日制

総合学科

2  総合学科の特色

(1)自分で時間割を作ります。

 総合学科では、各学科に共通する各教科・科目(国語、数学など)から、主として専門学科において開設される各教科・科目(工業、商業など)まで、バラエティに富んだ教科・科目が用意されています。これらのさまざまな教科・科目の中から、自分の興味・関心や将来の進路希望に応じて勉強したい科目を選び、必履修科目や原則履修科目を組み合わせて、自分で3年間の時間割を作ります。

(2)系列が設定されています。

 科目選択の参考になるよう、関連する科目を科目群=系列としてまとめています。系列はコースや学科と違って所属ではないので、系列にこだわらず自由に科目を選択することもできます。

(3)進路をじっくりと見つめることができます。

 科目選択や進路選択のガイダンスが充実しています。特に「産業社会と人間」という科目の中で、自己理解から将来の人生設計まで、進路に関する学習が深められるようになっています。

第3節  総合型高校

  1  総合型高校とは

 総合型高校は、複数の学科を併置し、学科間の教科・科目の相互履修(総合選択制)を可能とした学校です。

 県立の総合型高校の設置状況は、次のとおりです。

学校名

所在地

課程

設置学科

大川樟風高校

大川市

全日制

文理科、普通科、住環境システム科

朝倉光陽高校

朝倉市

全日制

普通科、食農科学科

田川科学技術高校

田川市

全日制

生命科学科、システム科学技術科、ビジネス科学科

嘉穂総合高校

嘉穂郡桂川町

全日制

普通科、農業食品科、工業科、情報科

2  総合型高校の特色

(1)学科を越えて科目を選択できます。

 総合型高校では、自分の属する学科の科目以外に、学科の枠を越えて開設されている「総合選択科目」の中から興味・関心に応じて科目を選択履修することができます。この幅広い選択を可能にしているシステムを総合選択制と呼んでいます。

(2)教育内容の多様化がより可能となります。

 各学科の専門教育に関する学習内容をはじめ、他の学科に関する学習内容を選択できることから、学習内容の多様化・複合化が可能となります。そのために、多様な教科・科目が開設されます。

第4節  特色のあるコースを持つ普通科高校

 生徒の多様な個性を伸ばすために特色あるコースを設けている普通科の学校です。

 詳しくは、「第3章 第2節の2普通科の特色あるコース」を参照してください。

第3章  全日制課程

第1節  教育課程、教科・科目

1 教育課程

 3年間に学習する各教科・科目、総合的な学習の時間及び特別活動について、それらの目標を実現するよう教育の内容を課程や学科の特色に応じ、授業時数や単位数との関連において総合的に組織した各学校の教育計画を教育課程といいます。特別活動には、ホームルーム活動、生徒会活動、学校行事があります。

 全日制の場合、週当たりの授業時間数はホームルーム活動を含め、30単位時間(1単位時間は50分を標準とする)で、年間35週実施することを標準としています。ホームルーム活動はこの1週30単位時間の中に1単位時間以上含まれています。また、総合的な学習の時間は卒業までに105単位時間から210単位時間履修することになっています。

 週当たりの授業時間数は高校によって異なります。各高校はそれぞれの校風や伝統、生徒の実態等を踏まえて、多くの選択科目を設けるなど特色ある教育課程を編成しています。さらに、教育課程に関しては、ほとんどの高校で文系や理系などの「類型」を設けて、生徒の多様な進路希望に対応しています。

  2 学習する教科・科目

 高校で学習する各教科にはそれぞれいくつかの科目があり、生徒はこれらの科目を組み合わせて学習することになります。すべての高校生が学習する各学科に共通する教科・科目のほか、主として専門学科において開設される教科・科目があります。

各学科に共通する各教科等

科目

国語

国語総合、国語表現、現代文A、現代文B、古典A、古典B

地理歴史

世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B

公民

現代社会、倫理、政治・経済

数学

数学1、数学2、数学3、数学A、数学B、数学活用

理科

科学と人間生活、物理基礎、物理、化学基礎、化学、生物基礎、生物、地学基礎、地学、理科課題研究

保健体育

体育、保健

芸術

音楽1、音楽2、音楽3、美術1、美術2、美術3、工芸1、工芸2、工芸3、書道1、書道2、書道3

外国語

コミュニケーション英語基礎、コミュニケーション英語1、コミュニケーション英語2、コミュニケーション英語3、英語表現1、英語表現2、英語会話

家庭

家庭基礎、家庭総合、生活デザイン

情報

社会と情報、情報の科学

総合的な学習の時間

 

主として専門学科において開設される各教科

科目

農業

農業と環境、課題研究、総合実習、農業情報処理、作物、野菜、果樹、食品製造、生物活用、グリーンライフ  など

工業

工業技術基礎、課題研究、実習、製図、工業数理基礎、情報技術基礎、材料技術基礎、生産システム技術、工業技術英語、工業管理技術、環境工学基礎  など

商業

ビジネス基礎、課題研究、総合実践、ビジネス実務、マーケティング、商品開発、簿記、財務会計1、原価計算、情報処理、ビジネス情報、プログラミング  など

水産

水産海洋基礎、課題研究、総合実習、海洋情報技術、漁業、航海・計器、船舶運用、海洋環境、水産流通、マリンスポーツ  など

家庭

生活産業基礎、課題研究、生活産業情報、子どもの発達と保育、生活と福祉ファッション造形基礎、ファッション造形、フードデザイン、調理  など

看護

基礎看護、人体と看護、疾病と看護、生活と看護、成人看護、老年看護、母性看護、小児看護、看護臨地実習、看護情報活用  など

情報

情報産業と社会、課題研究、情報と問題解決、アルゴリズムとプログラム、情報システム実習、情報メディア、情報デザイン、情報コンテンツ実習  など

福祉

社会福祉基礎、介護福祉基礎、コミュニケーション技術、生活支援技術、介護過程、介護総合演習、介護実習、こころとからだの理解、福祉情報活用

理数

理数数学1、理数数学2、理数数学特論、理数物理、理数化学、理数生物、理数地学、課題研究

体育

スポーツ概論、スポーツ1、スポーツ2、スポーツ3、スポーツ4、スポーツ5、スポーツ6、スポーツ総合演習

音楽

音楽理論、音楽史、演奏研究、ソルフェージュ、声楽、器楽、作曲、鑑賞研究

美術

美術概論、美術史、素描、構成、絵画、版画、彫刻、ビジュアルデザイン、クラフトデザイン、情報メディアデザイン、映像表現、環境造形、鑑賞研究

英語

総合英語、英語理解、英語表現、異文化理解、時事英語

第2節  普通科 

 1  普通科

 各学科に共通する教科として、国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭、情報があり、各教科は更にいくつかの科目に分かれています。

 普通科は、3年間を通して、これらの教科・科目及び総合的な学習の時間を各学校が定めた教育課程に従って必履修又は選択の形で学習します。学校や学科の特色に応じ、主として専門学科において開設される各教科・科目や学校設定教科・科目を履修できる学校もあります。

 普通科の課程を終えた後、大学、短大、専門学校等への進学を目指す生徒や、就職して実社会に出ていく生徒など、その進路は様々です。したがって、自分が高校で何を勉強して、将来それをどう生かすのかという目的意識があってこそ、はじめて普通科としての学習効果を上げることができるのです。

 普通科を置く高校は、各学区に2から8校設置されています。

  2  普通科の特色あるコース

 生徒の多様な個性(興味・関心、能力・適性等)に対応して普通科の中に特色あるコースを設けています。この特色あるコースでは、各学科に共通する各教科・科目の学習のほかに、次のような専門的な学習を行います。なお、卒業学科は普通科となります。

コース名

主な専門的学習内容

設置学校名

体育コース

「スポーツ概論」や「スポーツ1・2」など、独自の科目を設定したカリキュラムを組み、専門的なスポーツ技術や理論を習得し、運動能力の向上を図り、トップアスリートの育成を目指します。

北九州

国際文化コース

2年次から5教科選択型、英語選択型、中国語選択型の3つのコースから1つを選択します。少人数のきめ細かい指導のほかに様々な国際教育プログラムを実施しています。

玄界

福祉教養コース

「社会福祉基礎」や「コミュニケーション技術」など社会福祉に関する基礎的な知識と技術を習得し、福祉専門職に従事する人材の養成と人間愛に満ちた福祉マインドの育成を目指します。

三井

総合コース

多様な能力や興味・関心を最大限に伸ばし、希望進路を実現するため、大川樟風高校においては、「総合普通系」「総合情報系」「総合看護・福祉系」の3つの系を設置し、浮羽究真館高校においては、「人文コミュニケーション」「情報マネジメント」などの5つの学系を設置し、東鷹高校においては「文1系」「文2系」「理系」の3つの系を設置し、嘉穂総合においては、「オフィスワーク系」「ファッションデザイン系」「アート系」の3つの系を設置しています。

大川樟風

浮羽究真館

東鷹

嘉穂総合

芸術コース

美術専攻と書道専攻があり、美術専攻は「素描」や「絵画」などの美術に関する科目を、書道専攻は「漢字の書」や「仮名の書」などの書道に関する科目を多く学び、大学や短大の教育学部や芸術学部、各種専門学校への進学を目指します。

八幡中央

理数コース

理科と数学の幅広く、深い学習を通して、科学的に探究するための基礎的な技術や態度を身に付けるとともに、大学等と連携した学習を行うことにより、将来理系分野において活躍する人材の育成を目指します。

城南

山門

環境科学コース

環境をキーワードに科学的な視点・考え方を養うとともに、グローバルな視野をもち社会の変化に対応できる個性豊かな生徒の育成を目指します。

柏陵

総合文科コース

独自の設定科目や各種行事を通じて、社会及び世界へと視野を広げながら、事象を多面的かつ論理的に把握する能力及び国際的視野を身に付けます。

明善

人間文科コース

「異文化理解」や「課題研究」など人文独自の科目等を通じて、我が国及び他国の文化や歴史等を理解し、豊かな国際感覚をもって新しい文化を創造していくことができるオピニオンリーダーを育成します。

鞍手

数理コミュニケーションコース

専門性の高い「理数数学」科目の設定など数学や理科の学習や、英語コミュニケーション能力の育成を通して、科学や技術の分野で国際的に活躍する人材の育成を目指します。

香住丘

スポーツ健康コース

運動能力の向上を図り、トップアスリートの育成を目指すとともに、専門科目に健康や福祉に関する科目を取り入れ、スポーツや健康に関わる様々な実践力と社会貢献力の育成を図ります。

三井

武道・日本文化コース

武道や日本の歴史・古典の探究を通して、日本文化とその精神を学び、コミュニケーション能力や異文化を理解する態度を培い国際社会の中で真に信頼される人物の育成を目指します。入学時から個人の興味・関心・能力に応じて、武道又は日本文化を選択学習するなど、幅広い分野で活躍できる人材を育成します。

嘉穂

スポーツ科学コース

「トレーニング実習」、「スポーツ1・2・3」、「スポーツ医科学演習」といった独自のスポーツ関連の科目を多く学び、スポーツ分野の専門的な学習を行います。

直方

観光・情報コース

コンピュータの基礎的な知識と技術を習得し、情報活用能力を育成するとともに、観光やホテル業務に関する体験的な学習を行い、社会人として必要なコミュニケーション能力や教養、企画力・情報発信力を身に付けた人材を育成します。

遠賀

ヒューマンライフコース

保育や看護、福祉、調理等の対人サービスに関する類型を設置し、地元の食材を活用した調理実習や、地元保育所・高齢者施設での体験実習等により、地域との連携を重視した学習を通じて、専門的知識・技術を習得します。

遠賀

自然環境コース

校内の農業実習施設や自然に恵まれた学校付近の地理的特長を生かし、環境ボランティア活動やビオトープ実習、生態系調査等の体験学習を取り入れ、将来、環境分野で活躍するための基礎的な知識・技術を習得します。

遠賀

スポーツ文化コー

最新の科学的トレーニング法に基づく実習等により、競技者としての運動能力を高めるとともに、スポーツ科学やスポーツ文化についても学び、将来、スポーツを通して社会に貢献できるスペシャリストの育成を目指します。

三潴

スポーツコミュニケーションコース

スポーツに関する学習によって競技力の向上を図るとともに、スポーツ活動や地域交流活動等を通して、コミュニケーション能力の向上を図り、社会で活躍する人材の育成を目指します。

早良

 第3節  農業に関する学科

   1  農業に関する学科

 社会人としての一般教養を身に付けるとともに、将来、農業を営んだり、農業関連の産業に従事したりするために必要な知識・技術を学習します。

  2  各学科の特色

 学科 設置校

特 色

都市園芸科福岡農業作物・花・野菜・果樹の栽培や家畜の飼育、バイオテクノロジーや情報処理等について学び、農業経営者や技術者を目指します。
システム園芸科八女農業
農業技術科行橋、糸島農業
生物工学科久留米筑水
生産技術科八女農業
生命科学科田川科学技術
食品流通科久留米筑水農業生産や家畜の飼育、食品製造の基本的な知識・技術、農産物の流通・消費経済や情報処理等について学び、農業経営者や流通部門関連企業の技術者を目指します。
農業経済科糸島農業
生物利用科八女農業
食農科学科朝倉光陽
農業食品科嘉穂総合
グリーンサイエンス科遠賀
食品科学科福岡農業、糸島農業食品加工、製造、分析や微生物の特質と発酵等の専門的な知識・技術について学び、農業関連産業の技術者を目指します。
環境緑地科行橋、久留米筑水環境の緑化と保全や農地、山林の開発造成、造園や測量技術等について学び、農業関連産業の技術者を目指します。
環境活用科福岡農業
生活科学科糸島農業、八女農業農業及び食品についての学習を基礎に、食物、被服、保育、情報などに関する学習を通して、家庭生活を豊かにする知識・技術を学びます。

   3  卒業後の進路(平成29年3月卒業生)

進学   25.1パーセント

就職    57.7パーセント

自営・その他  17.2パーセント

 大学・短大  13.8パーセント

 専修・各種  11.3パーセント

 (専攻科を含む)

  農林水産業・食品製造業、食品流通業

  造園土木業、建設業、農協、サービス業

  公務員等

 

   4  取得を目指す資格等

 農業技術検定、食の6次産業化プロデューサー、危険物取扱者、毒物劇物取扱責任者、測量士補、大型特殊自動車免許、二級ボイラー技士、簿記検定、ビジネス文書実務検定、小型車両系建設機械、測量技術、フォークリフト、トレース検定、フラワー装飾技能等

第4節  工業に関する学科

1  工業に関する学科

 産業界が求める能力を身に付けるため、一般的な教養及び専門学科において開設される各科目に関する知識・技術を習得します。

2  各学科の特色

 

学科

設置校

特色

機械に関する学科機械科苅田工業、小倉工業、戸畑工業、八幡工業、香椎工業、浮羽工業工作機械によるものづくり、計測・制御及び3次元CADによる設計や、機械全般に関する保守・点検等の基礎的な知識や技術を学習します。
機械工学科福岡工業
電子機械科小倉工業、八幡工業、香椎工業、三池工業、八女工業
自動車科八女工業
材料技術科八幡工業、浮羽工業
電気電子情報に関する学科電気科苅田工業、小倉工業、戸畑工業、八幡工業、香椎工業、三池工業、八女工業、浮羽工業電気工事、モーター、ロボット、発電・送電、無線及び3次元CADによる設計等、電気全般に関する基礎的な知識や技術を学習します。
電気工学科福岡工業
電子工学科福岡工業
情報技術科苅田工業、戸畑工業、香椎工業、八女工業
情報電子科三池工業
情報工学科福岡工業
電子科小倉工業
化学繊維に関する学科工業化学科小倉工業、香椎工業、三池工業、八女工業プラスチック、合成繊維、染料等、生活に必要な化学製品やそれらの素材に関する基礎的な知識や技術を学習します。
環境化学科福岡工業
染織デザイン科福岡工業
建築土木に関する学科建築科戸畑工業、福岡工業、浮羽工業住宅、ビル、道路、ダムなどの建設及び家具やインテリアのデザイン技術等に関する基礎的な知識や技術を学びます。
土木科八幡工業、三池工業、八女工業
都市工学科福岡工業
環境デザイン科浮羽工業
住環境システム科大川樟風
 工業科嘉穂総合機械や電気、FA(ファクトリーオートメーション)に関する基礎的な知識や技術を学びます。
 システム科学技術科田川科学技術機械、電気、建築(土木コースを含む)を選択し、それぞれに関する基礎的な知識や技術を学びます。
工業進学コース福岡工業工業系大学進学を目指し、工業の専門知識・技術を身に付けながら、進学に必要な数学・英語・物理を重点的に学習します。

3  卒業後の進路(平成29年3月卒業生)

進学 25.4パーセント

就職  72.2パーセント

自営・その他  2.4パーセント

 大学・短大  13.1パーセント

 専修・各種  12.3パーセント

  製造業、建設業、サービス業

  卸売り・小売業、運輸業、公務員等

 

4  取得を目指す資格等

 技能士、自動車整備士、測量技術、建築製図技術、ボイラー技士、電気主任技術者(3種)、電気工事士(1種、2種)、測量士補、土木施工管理技術検定、建築施工管理技術検定、アマチュア無線技士、危険物取扱者、ガス溶接技能者、アーク溶接技能者、工事担当者、特殊無線技師等

第5節  商業に関する学科

1  商業に関する学科

 将来の職業を見通して、商業の各分野に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得します。下に示す各学科で、経済のサービス化・国際化・高度情報化に対応した専門的な内容を学習し、将来のスペシャリストを育成します。就職はもちろん、大学・短大等へも生徒が希望する進路先に応じて学習が進められるよう、コース・類型等を設置し、特色ある教育課程を編成しています。

 近年では、商業で学んだことを更に深化させるため、進学を希望する生徒が増加しています。そのような生徒たちは、商業高校生を対象とする特別推薦制度等を利用し、希望する進路先へ進学しています。また、受験科目の一部を商業科目で受験できる大学が増えており、大学入試センター試験でも商業科目を選択受験できるようになっています。

     2  各学科の特色

学科

設置校

学科の特色

総合ビジネス科

行橋、小倉商業、若松商業、折尾、宇美商業、福島、朝倉東、筑豊

簿記会計、情報処理、マーケティング等、ビジネスに必要な内容を幅広く学び、ビジネスパーソンとしての基礎・基本を身に付けます。
ビジネス情報科小倉商業、若松商業、折尾、宇美商業、朝倉東、筑豊ビジネスで必要な経営情報をコンピュータで処理する技術を学び、IT社会で活躍できる人材を育成します。
国際ビジネス科小倉商業国際経済や英語実務に関する内容を学び、豊かな国際感覚と英語によるコミュニケーション能力を身に付けます。
国際ビジネス科専門進学コース小倉商業商業に関する資格を取得し、それを生かして大学・短大等への進学を目指します。
会計ビジネス科小倉商業簿記会計に関する内容を専門的に学び、職業会計人(税理士、公認会計士等)としての基礎を身に付けます。
ビジネス科学科田川科学技術マーケティングを中心に、IT・消費者行動分析等の科学的な視点から販売に関するプロを育成します。

 3  卒業後の進路(平成29年3月卒業生)

進学    52.3パーセント

就職  41.7パーセント

自営・その他  6.0パーセント

 大学・短大  28.0パーセント

 専修・各種  24.3パーセント

  卸小売業、サービス業、製造業、

運輸通信業建設業、金融保険業、公務員等

 

  4  取得を目指す資格等

 簿記検定、情報処理検定、珠算・電卓検定、ビジネス文書実務検定、商業経済検定、英語検定、販売士検定、秘書検定等、日本商工会議所主催簿記検定試験1級~3級、経済産業省主催情報処理技術者試験(応用情報技術者試験、基本情報技術者試験及びITパスポート試験等)

  第6節  水産に関する学科

1  水産に関する学科(福岡県立水産高等学校)

 四方を海に囲まれた我が国は、この海から様々な恵みを受けてきました。この海や魚や船に関する事を中心に学習し、海洋関連の仕事に従事する技術者の育成を目指す、県下に1校しかない学校です。

 海をよく理解するために、マリンスポーツの授業が全員必修となっています。

2  水産高校の学科

1年(くくり募集)

2・3年

専攻科(2年制)

海運、漁業で世界的規模の活躍

をします。

海 洋 科

航海コース    20名

(3か月乗船)

航海

(機関と併せて10名)

海洋性レクリエーション関係の

仕事を目指します。

マリン技術コース 20名

(1か月以内乗船)

 

船舶に乗り、機関に関する技術

者を目指します。

機関コース     40名

(3か月乗船)

機関

(航海と併せて10名)

機械や電気に興味があり海洋関

連エンジニアを目指します。

缶詰、ハム、冷凍食品の製造、

加工、開発などの技術者を目指

します。

食品流通科

食品開発コース  20名

 

※高度な専門的技術、上級免許取得を目指す人

 

 

 

食品の生産から流通、消費まで

のトータルエンジニアを目指し

ます。

流通科学コース  20名

水族館勤務など魚の専門家を目

指します。

アクアライフ科

バイオ技術コース 20名

 

※遠方からの入学者のために寄宿舎があります。収容人数60名で男子のみ入寮できます。

海洋・漁業関係、事務系の仕事

や自営・独立を目指します。

漁業経営コース  20名

3  卒業後の進路(平成29年3月卒業生)

進学  16.8パーセント

就職    75.6パーセント

自営・その他    7.6パーセント

 大学・短大    9.2パーセント

 専修・各種   7.6パーセント

(専攻科を含む。)

  製造業、漁業、卸売・小売業、サービス業、建設業等

 

 4  取得を目指す資格等

 海技士(大型船の船長・機関長)、小型船舶操縦士、レーダー無線技士、危険物取扱者、ダイビング国際ライセンス、潜水士、ビジネス文書実務検定、簿記検定、ボイラー技士、栽培漁業技術検定等

第7節  家庭に関する学科

1  家庭に関する学科

 衣・食・住・保育などを中心とした家庭の各分野に関する生活関連産業で活躍するために必要な知識と技術を習得し、また、地域の生活にも目を向けて広く社会との関連において、家庭や社会生活の充実向上を図ることのできる人材を育成します。

2  各学科の特色

学科

設置校

学科の特色

生活デザイン科

行橋、折尾、福岡農業、福島、筑豊

衣食住、保育、福祉などの生活関連産業に関する専門科目を幅広く学びます。
総合生活科東鷹基礎基本及び体験学習を重視し、ファッションやフード、保育など家庭に関する内容を総合的に学びます。
ファッションデザイン科香椎ファッションデザインや被服製作(洋服・和服)などファッションに関する幅広い専門的な知識と技術を学びます。
食物調理科久留米筑水調理、栄養、食品など食物に関する専門的な知識と技術を学び、卒業と同時に「調理師免許証」が与えられます。

3  卒業後の進路(平成29年3月卒業生)

進学   52.0パーセント

就職    37.4パーセント

自営・その他  10.5パーセント

 大学・短大 24.5パーセント

 専修・各種 27.6パーセント

販売関係  被服関係・食品関係の関連会社等

製造関係  被服関係・食品関係の製造会社等

サービス関係  外食産業、ホテル等

 

 4  取得を目指す資格等                                                               

 調理師免許、全国高等学校家庭科技術検定(食物調理、被服製作、保育)、秘書検定、色彩検定、ファッション販売能力検定、ビジネス文書実務検定等

第8節  情報に関する学科

    高度情報通信社会の諸課題を主体的、合理的に解決し、社会の発展を図る創造的な能力と実践的態度を育成します。

 

学 科設置校学科の特色
情報科嘉穂総合

「アルゴリズムとプログラム・情報システム実習」「ネットワークシステム」などのシステム設計や監理・運営に関する分野と「情報デザイン」「表現メディアの編集と表現」「情報コンテンツ実習」などのマルチメディア分野の基礎・基本を学びます。

 

第9節  福祉に関する学科

 福祉に関する基礎的・基本的な知識と技術を総合的、体験的に習得し、福祉に関する諸課題を主体的に解決し、福祉の増進に寄与する人材を育成します。

 

学 科設置校学科の特色
社会福祉科久留米筑水社会福祉に関する基礎的な知識及びコミュニケーションの技法や介護等に関する知識や技術を学びます。介護福祉士の資格取得をめざします。

第10節  理数科

 自然科学及び数学の学習を通じて、科学的、数学的に考察し、処理する能力を身に付けさせ、将来、科学・技術分野において活躍できる人材を育成します。

学科設置校学科の特色
理数科八幡、新宮、筑紫丘、 明善、 嘉穂、鞍手

一般の数学、理科の代わりに、「理数数学特論」「理数数学1」「理数数学2」「理数物理」「理数化学」「理数生物」「理数地学」などを学びます。また、「課題研究」において自ら設定した課題について、科学的数学的に探究します。

第11節  英語科    

 英語を理解し、英語で表現する能力を養い、英語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成し、言語や文化に対する関心を深め、国際理解を深めます。英語に関するより専門性の高い指導を行い、国際社会で活躍できる人材の育成を目指しています。

学科設置校学科の特色

英語科

北筑、香住丘、久留米、嘉穂東「総合英語」「英語理解」「英語表現」「異文化理解」「時事英語」などを学びます。これらは、普通科の外国語(英語)の内容を更に専門的に学習する科目です。

第12節  文理科

 普通教科・科目の学習の他に、理数、英語等の専門科目、学校設定教科「文理」に関する科目の 学習を通して、応用力や実践力を養い、社会で活躍できる人材を育成します。

学科設置校学科の特色
文理科大川樟風普通科における外国語(英語)や数学の学習に加え、「総合英語」「英語理解」「理数数学2」などの専門科目を通して専門性を一層深めるとともに、学校設定科目として、「文理現代文」「文理古典」などを学びます。

第13節  芸術科

 芸術に関する専門的な学習を通じて、美的体験を豊かにし、美に対する感性を高めるとともに、創造的な表現と鑑賞の能力や芸術文化の発展に寄与する態度を養い、将来、芸術の各分野で活躍できる人材の育成に努めます。

学科設置校

学科の特色

芸術科太宰府普通科の芸術科目の代わりに、美術専攻では、「構成」「素描」「絵画」「美術概論」「美術史」「彫刻」「ビジュアルデザイン」「クラフトデザイン」などを、また書道専攻では、「基礎表現」「漢字の書」「仮名の書」「漢字仮名交じりの書」「篆刻」「実用の書」「書道概論」「刻字」など専門的な科目を学びます。

 

 

第4章  定時制課程

1  定時制課程

 定時制は、高校教育の一課程で、全日制が朝から午後まで授業を行うのに対して、夜間その他特別の時間または時期に授業を行います。平成29年度に生徒募集を行う県立夜間定時制高校は17校であり、多くは普通科を設置していますが、職業に関する学科を設置する学校は福岡工業(工業技術科)、三池工業(機械科、電気科)があります。工業技術科は、機械や電気に関する基礎・基本に重点を置いた専門科目を学びます。
    また、このほかに昼間定時制分校として、嘉穂総合高校大隈城山校(生活情報科)、鞍手高校豊翔館(普通科、生活情報科)の2校があります。なお、学科の内容については、全日制の内容を参照してください。
   さらに、定時制単位制高校としてひびき高校と博多青松高校があります。3部制(午前・午後・夜間)で授業を朝から夜まで1日に12時限行っています。定時制に属しますが、従来の定時制とは大きく異なりますので、本書をよく参照したり、学校へ問い合わせたりしてください。

2  教科・科目等

 学習する教科・科目は、全日制と同じで、普通科は国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭、情報等があります。また、職業に関する学科では、上記の教科・科目のほかに、それぞれの専門の教科・科目を学習します。
 また、定時制単位制の高校では、学年による教育課程の区分はなく、自由に科目を選択して、自分で自分の時間割を作ることができます。

3  定通併修や単位認定

 定時制課程は修業年限が3年以上ですが、3年での卒業を目指すために土・日曜日を利用して通信制課程の学習もできる定通併修制度があります。また、学校外の学習に係る弾力的な単位の認定や、高校卒業程度認定試験の活用も行われています。

4  学校の施設・環境

 本県の夜間定時制高校は、すべて全日制高校に併設されており、校庭にも明るい照明施設があって、体育や部活動ができるようになっています。また、夜間定時制高校では完全給食が実施されています。

5  その他

 就業しているなど、所定の条件を満たせば、給食費の補助が受けられます。また、各種奨学金制度や修学奨励金制度もあります。

第5章  通信制課程

1  通信制課程                                                 

 通信制課程は、毎日通学して授業を受けるのではなく、自宅等でレポートを中心に学習します。修業年限は3年以上(※注 第6章 授業料、奨学金制度 参照)で、現在、県立では博多青松高校に普通科が設置されています。

 2  教科・科目

 通信制課程で学習する教科・科目は全日制・定時制の普通科とほぼ同じです。

  3  学習方法

(1)学習の内容(自学自習が基本です。)

  4月に、教科書・学習書と1年分のレポート集を受け取ります。教科書は全日制・定時制と同種のものですが、学習書は通信制だけのもので学習の手引となるものです。

(2)学習の進め方(R、S、Tで学習します。)

  • R(レポート)…各自が教科書や学習書で学習し、科目ごとのレポートを作成します。科目ごとの年間レポート数は6から12回です。作成したレポートは、学校へ郵送し、添削されたあと返送されます。
  • S(スクーリング)…学校に行ってスクーリング(面接指導)を受けます。毎月2から3回(土・日)に実施します。科目ごとの必要出席回数は年間4から16回です。
  • T(テスト)…テストは、年に2回実施します。

(3)単位の認定(「R、S、T」を総合的に評価します。)

  レポートの提出状況、スクーリングの出席状況、テストの成績等を総合的に評価して、各科目の単位修得が認定されます。

  4  教科外活動(学習の促進と仲間づくり)         

 ホームルーム活動のほか、遠足、大運動会、生活体験発表会、予餞会、修学旅行等の諸行事を行っています。また、各地区で月に2から3回、地区学習会が生徒会の自主活動として行われています。

  5  卒業の認定

 教育課程に従って、必要な条件を満たした人は卒業が認定されます。また、条件付きながら、高校卒業程度認定試験(高認)で合格した科目を、卒業に必要な単位に算入して認定しています。

  6  その他

 各種奨学金制度や修学奨学金制度もあります。

第2部 県立中学校・県立中等教育学校の概要 

 第1章  中高一貫教育の趣旨

 従来の中学校・高等学校の制度に加えて、生徒や保護者が6年間の一貫した教育課程や学習環境の下で学ぶ機会を選択できるようにすることにより、中等教育の一層の多様化を推進し、生徒一人一人の個性をより重視した教育の実現を目指すものとして、平成10年の学校教育法の改正により、平成11年4月から設置可能となりました。

 本県では、平成16年4月に育徳館中学校、門司学園中学校、輝翔館中等教育学校が開校し、平成27年4月に宗像中学校、嘉穂高等学校附属中学校が開校しました。

 第2章   県立中学校

1  併設型の中学校・高等学校

 同一の設置者による中学校と高等学校を接続し、中高一貫教育を実施します。

 教育課程の基準は中学校の学習指導要領及び高等学校の学習指導要領がそれぞれ適用されますが、中高一貫教育として特色ある教育課程を編成することができるよう、中学校と高等学校の指導内容の一部の入れ替えや、高等学校の指導内容の一部を中学校へ移行して指導することができることなど教育課程の基準の特例を設けています。

本県の併設型の中学校・高等学校

  • 育徳館中学校 ―――――――――― 育徳館高等学校
  • 門司学園中学校 ――――――――― 門司学園高等学校
  • 宗像中学校 ――――――――――― 宗像高等学校
  • 嘉穂高等学校附属中学校 ――――― 嘉穂高等学校(普通科)

 中学校と高等学校を高校入試を行うことなく接続して、6年間にわたって計画的・継続的な教育を行っています。

2 連携型の中学校・高等学校

 異なる設置者による中学校と高等学校が連携を深める形で中高一貫教育を実施します。

 現在、本県には該当校がありません。

 第3章   県立中等教育学校

  一つの学校として、6年間一体的に中高一貫教育を実施します。

 教育課程の基準は、基本的には、前期課程は中学校の学習指導要領が、後期課程は高等学校の学習指導要領がそれぞれ準用されますが、中高一貫教育として特色ある教育課程を編成することができるよう、前期課程と後期課程の指導内容の一部の入れ替えや、後期課程の指導内容の一部を前期課程へ移行して指導することができることなど教育課程の基準の特例を設けています。

本県の中等教育学校

  • 輝翔館中等教育学校

 前期課程と後期課程のそれぞれで入試を行うことなく、一つの学校として、6年間一体的に計画的・継続的な教育を行っています。

第4章   中高一貫教育校の特色

1 安定的な学校生活の中で継続した教育指導を行います。

 高校入試の影響を受けない安定的な学校生活の中で、6年間一貫した教育方針の下、学習の一層の深化や、基礎・基本の確実な定着を計画的・継続的に行います。

2 才能の発見や個性の伸長が期待できます。

 6年間にわたり生徒を継続的に把握することにより、生徒の才能の発見や個性の伸長がより一層可能になり、6年間の計画的な進路指導の中で、生徒の個性に応じた進路選択が可能になります。

3 社会性や豊かな人間性を育みます。

 部活動や学校行事等において、中学校から高校までの幅広い異年齢集団による交流を通して、社会性や豊かな人間性を育成します。

第3部  授業料、奨学金制度等

 1  入学料や授業料等

 県立高等学校(専攻科を除く。)及び中等教育学校後期課程の授業料については、世帯所得が一定未満(注)の場合、高等学校等就学支援金の支給を受けることで、授業料の納入が実質無償です。

  (注) 保護者等の市町村民税所得割額の合算が304,200円未満(保護者のうち一方が働き、高校生1人(16歳以上)、中学生1人の4人世帯で年収910万円未満程度)

 

 なお、次の事項に該当する場合は、授業料を徴収することとなります。

  1 高等学校等を既に卒業又は修了している生徒

  2 在学期間が標準修業年限(全日制36月、定時制・通信制48月)を超える生徒

 ただし、休学、留学、病気療養などやむを得ない事情で標準修業年限を超える場合は、減免の対象となります。

 

 また、入学料や入学選考料については、従来どおり徴収します。

授業料等一覧

授業料

 全日制課程

 定時制課程

   ○単位制による課程以外の課程

   ○単位制による課程

                 (1年履修)

                 (半年履修)

専攻科

県立中等教育学校後期課程

月額 9,900円

月額 2,600円

科目1単位につき、月額      130円

科目1単位につき、月額      260円

月額 9,900円 

月額 9,900円

受講料

通信制課程

科目1単位につき、年額      300円

入学料

 全日制課程

 定 時 制 課 程

 専攻科

 通信制課程

 県立中等教育学校後期課程

    5,550円

    2,000円

    5,550円

       470円

    5,550円

 入学選考料

 全日制課程

 定時制課程

 専攻科

 県立中学校

 県立中等教育学校

    2,100円

      850円

    2,100円

    2,100円

    2,100円

  (注)授業料は、毎月20日までの納付が義務付けられています。

2  授業料等の免除

(1)入学料及び入学選考料

 平成29年7月5日からの大雨による災害、平成28年熊本地震による災害又は東日本大震災の被災者は、入学料及び入学選考料の免除を受けることができます。希望される方は学校へ申し出てください。

(2)授業料

 授業料を納入する必要がある者で、次のような場合は、授業料の免除を受けることができます。希望される方は学校へ申し出てください。

  • 生徒が休学の許可を受けた場合
  • 天災その他不慮の事故により、学費の負担に堪えられなくなった場合
  • 外国の高等学校に留学することを許可された場合
  • その他校長において特に減免の必要があると認めた場合

   (所得税又は市町村民税が非課税、児童扶養手当を全額受給している場合など)

3 高校生等奨学給付金

 平成26年度以降に高等学校等に入学した生徒がいる低所得世帯に対し、授業料以外の教育に必要な経費(修学旅行費、教科書費、教材費、学用品費、通学用品費、校外活動費、生徒会費、PTA会費、入学学用品費等)への支援を行うため、高校生等奨学給付金を支給しています。

(1)対象となる世帯

   1.非課税世帯(市町村民税所得割額が世帯で0円)であること。

   2.保護者が福岡県内に住所を有すること(保護者が県外に住所を有している場合は、その都道府県での申請になる。)。

   3.生徒が7月1日現在、高等学校等(高等学校・中等教育学校後期課程、専修学校高等課程等。特別支援学校の高等部は含まれない。)に在学していること。

   4.生徒が高等学校等就学支援金の支給を受ける資格を有すること。

(2)支給額

 対象となる世帯の状況(7月1日現在)に応じ、生徒1人につき次の金額が支給されます。

   1.生活保護受給世帯

   生活保護(生業扶助)を受給している世帯。

   (注)この奨学給付金は、生活保護の収入認定から除外されます。

国公立高等学校等

全日制、定時制、通信制課程

年額 32,300 円

私立高等学校等

全日制、定時制、通信制課程

年額 52,600 円

   2.市町村民税所得割が非課税の世帯(生活保護(生業扶助)受給世帯を除く)で、

    【平成26年度以降に通信制課程に入学した者がいない世帯】

    (ア)15歳以上23歳未満の扶養されている兄弟姉妹がいない場合の支給額

国公立高等学校等

全日制、定時制課程

年額 75,800 円

私立高等学校等

全日制、定時制課程

年額 84,000 円

    (イ)高校生等以外に15歳(中学生を除く)以上23歳未満の扶養されている兄弟姉妹がいる場合の支給額

    (ウ)高校生等が世帯に2人以上いる場合の2人目以降の支給額

     (注)1人目は(ア)の支給額となります。

国公立高等学校等

全日制、定時制課程

年額129,700 円

私立高等学校等

全日制、定時制課程

年額138,000 円

    【平成26年度以降に通信制課程に入学した者がいる世帯】

国公立高等学校等

全日制、定時制課程

年額129,700 円

通信制課程

年額 36,500 円

私立高等学校等

全日制、定時制課程

年額138,000 円

通信制課程

年額 38,100 円

 (3)申請方法

 高等学校等入学後、各学校で行います。

 (注)上記の内容は、国の制度改正等により変更となることがあります。

 4 公益財団法人福岡県教育文化奨学財団高等学校等奨学金等

(1)入学支度金

   1.対象者

    保護者が福岡県内に生活の本拠を有する者

   2.対象校種

    ・高等学校     ・中等教育学校後期課程     ・高等専門学校

   3.申込資格

    申込者の同一生計の全収入額(年額)が生活保護基準額の1.0倍以下

   4.貸与額

    入学時に一時金として貸与(金額は平成29年度実績)

国・公立

50,000円

私立

100,000円

   5.申請方法

    ・予約募集(中学校3年生在学時)のみ

   6.返還方法

 原則として、依頼のあった銀行口座から口座振替の方法で、卒業後6月経過後から、公立高等学校は9年以内、私立高等学校は12年以内、高等専門学校は15年以内で返還。

(2)奨学金

   1.対象者

    保護者が福岡県内に生活の本拠を有する者

   2.対象校種

    ・高等学校(専攻科を含む)   ・中等教育学校後期課程   ・特別支援学校高等部(専攻科を含む)

    ・高等専門学校   ・専修学校高等課程(奨学金取扱課程のみ)

   3.募集方法及び申込資格

    ・予約募集(中学校3年生在学時)

     申込者の同一生計の全収入額(年額)が生活保護基準額の1.5倍以下

    ・在学募集(高等学校等入学後)

     申込者の同一生計の全収入額(年額)が生活保護基準額の2.4倍以下

    ・緊急募集

     保護者の離職や死亡等により家計が急変した場合

   4.貸与額

    年4回(3月分まとめて)貸与(金額は平成29年度入学者実績)

学校種別

通学種別

貸与月額

 

学校種別

通学種別

貸与月額

国・公立

(自宅)

18,000円

 15,000円

 10,000円

私立

(自宅)

25,000円

 15,000円

 10,000円

(自宅外)

23,000円

 20,000円

 15,000円

(自宅外)

30,000円

 20,000円

 15,000円

    (注)学校種別・通学種別に応じ、3区分の中から貸与月額を選択できます。

   5.貸与期間

    在学する学校の標準修業期間

   6.申請方法

    ・予約募集

      進学する前年に在学している中学校の奨学金窓口で申込

    ・在学募集及び緊急募集

      在学している高等学校等の奨学金窓口で申込

   7.返還方法

   原則として、依頼のあった銀行口座から口座振替の方法で、卒業後6月経過後から、国公立学校の場合は奨学金貸与期間の3倍以内、私立学校の場合は奨学金貸与期間の4倍以内で返還。

 問い合わせ先

  〒812-8575

   福岡市博多区東公園7番7号 福岡県教育庁内

    公益財団法人福岡県教育文化奨学財団(福岡支所)

    Tel 092-641-7326(直通)

       092-651-1111(代表)内線5501

 (注)上記の貸与の奨学金の他に、福岡県では、授業料以外の教育費負担を軽減するため、平成26年度以降に第1学年に入学した人を対象に、「高校生等奨学給付金制度」を設けています。

 詳細については、福岡県庁ホームページの「高校生等奨学給付金制度について」を御覧ください。

県立高等学校の課程及び学科

 課程及び学科欄の表記については次のとおりです。

「普」…普通科  「総」…総合学科  「農」…農業に関する学科  「工」…工業に関する学科  「商」…商業に関する学科  「水」…水産に関する学科  「家」…家庭に関する学科  「情」…情報に関する学科  「福」…福祉に関する学科  「その他」…その他の職業に関する学科  「理」…理数に関する学科  「外」…外国語に関する学科  「文」…文理に関する学科  「芸」…芸術に関する学科

学校
番号
学校名課程及び学科
全日制定時制通信制
単位制学年制単位制学年制
1青豊高等学校     
2築上西高等学校     
3育徳館高等学校     
4苅田工業高等学校     
5京都高等学校    
6行橋高等学校  農・商・家   
7門司学園高等学校     
8門司大翔館高等学校     
9小倉南高等学校    
10小倉商業高等学校     
11小倉高等学校     
12小倉工業高等学校     
13小倉西高等学校     
14北九州高等学校     
15小倉東高等学校     
16戸畑高等学校     
17ひびき高等学校     
18戸畑工業高等学校     
19若松高等学校    
20若松商業高等学校     
21八幡高等学校  普・理   
22八幡中央高等学校    
23八幡工業高等学校     
24八幡南高等学校     
25北筑高等学校  普・外   
26東筑高等学校     
27折尾高等学校  商・家   
28中間高等学校     
29遠賀高等学校  普・農   
30宗像高等学校     
31光陵高等学校     
32水産高等学校     
33玄界高等学校     
34新宮高等学校  普・理   
35福岡魁誠高等学校     
36須恵高等学校     
37宇美商業高等学校     
38香住丘高等学校  普・外   
39香椎高等学校  普・家   
40香椎工業高等学校     
41博多青松高等学校   普・情報科学 
42福岡高等学校     
43筑紫丘高等学校  普・理   
44柏陵高等学校     
45福岡中央高等学校     
46城南高等学校     
47修猷館高等学校     
48福岡工業高等学校    
49福岡講倫館高等学校     
50早良高等学校     
51玄洋高等学校     
52筑前高等学校     
53春日高等学校     
54太宰府高等学校  普・芸   
55福岡農業高等学校  農・家   
56筑紫中央高等学校    
57武蔵台高等学校     
58筑紫高等学校     
59糸島高等学校    
60糸島農業高等学校     
61小郡高等学校     
62三井高等学校     
63久留米筑水高等学校  農・家・福   
64明善高等学校  普・理  
65久留米高等学校  普・外   
66三潴高等学校     
67大川樟風高等学校  普・工・文  
68伝習館高等学校     
69山門高等学校     
70三池高等学校     
71三池工業高等学校    
72大牟田北高等学校     
73ありあけ新世高等学校    
74八女高等学校     
75八女工業高等学校     
76福島高等学校  普・商・家  
77八女農業高等学校     
78浮羽工業高等学校    
79浮羽究真館高等学校     
80朝倉高等学校    
81朝倉東高等学校  普・商   
82朝倉光陽高等学校  普・農   
83田川高等学校     
84東鷹高等学校  普・家  
85田川科学技術高等学校  農・工・商   
86西田川高等学校     
87稲築志耕館高等学校     
88嘉穂高等学校  普・理  
89嘉穂東高等学校  普・外  
90嘉穂総合高等学校  普・農・工・情 家  
91鞍手高等学校  普・理 普・家 
92直方高等学校     
93筑豊高等学校  商・家   
94鞍手竜徳高等学校     

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