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環境保全セミナー&トークセッションを開催しました!!

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年12月13日更新

平成28年度環境保全セミナー&トークセッション「みんなで学ぼう!田んぼの生物多様性」を開催しました

 福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所では、「地球温暖化の防止」、「3Rの推進」、「自然共生社会づくり」等の環境に関する課題に効果的に対処するため、「筑豊地区地域環境協議会」を設置し、関係機関等からご意見を聞きながら効果的な施策の展開に努めています。

 今回、協議会では「みんなで学ぼう!田んぼの生物多様性」をテーマに、セミナー&トークセッションを開催しました。

   【開催日時】  平成28年11月18日金曜日  13時30分から17時00分まで

   【開催場所】  飯塚市立岩公民館 3階 中研修室

   【プログラム】
     基調講演1   演題「なぜ人間は自然にひかれるのか ~田んぼは自然なのか?~ 」
     基調講演2   演題「水田地帯の生き物とその現状」
     トークセッション テーマ「生きものでにぎわう田んぼを守るために、私たちができること」

   【参加者数】  35名

基調講演1

 農と自然の研究所宇根豊氏、「なぜ人間は自然にひかれるのか ~田んぼは自然なのか?~」というテーマでご講演いただきました。

 日本と西洋の自然観の違い、田んぼにすむたくさんの生きもののこと、農業の近代化・効率化による自然の変化、人間とごはんと生きものの関係、米を生産するだけではない田んぼの価値、生きものでにぎわう田んぼを守るために必要なこと等についてお話がありました。

 参加者の方からは「今まで考えたことのなかった視点でのお話で、考え方を広げてくださる話で興味深く聴きました」、「今後、農業と自然とどのように付き合ってゆくのか、大変貴重なお話をきかせていただきました」、「ごはんを食べることで生き物を育てている、という話が大変おもしろかったです」等の感想をいただきました。

 基調講演1の様子(講師:宇根豊氏)基調講演1の様子

基調講演2

 福岡県保健環境研究所中島淳氏に、「水田地帯の生き物とその現状」というテーマでご講演いただきました。

 水田にすむ生きものの由来、水田地帯の生きものの激減の理由、水田地帯の生きものと農業が共存する工夫等についてお話がありました。

 参加者の方からは「福岡県においてメダカやドジョウまでもが絶滅危惧種に指定されているとは思いませんでした」、「水田地域の生きものが絶滅危惧種になっている現状が理解できた」、「水田もちょっとした工夫で生きものが戻ってくるということで感心しました」等の感想をいただきました。 

基調講演2の様子(講師:中島淳氏)基調講演2の様子

トークセッション

 「生きものでにぎわう田んぼを守るために、私たちができること」をテーマに、トークセッションを行いました。

 基調講演講師のお二人に加え、筑豊の自然を楽しむ会岸本博和氏にパネリストとしてご参加いただきました。また、コーディネーターとして同会の成本麻衣子氏にご参加いただきました。

トークセッションの様子(パネリスト:岸本博和氏)トークセッションの様子(コーディネーター:成本麻衣子氏)


 トークセッション開始前に、参加者の方たちには緑色の付箋紙に「田んぼにいる好きな生きもの」を、その他の色の付箋紙にトークテーマに関するご意見・ご質問を書いてもらい、ボードに貼り付けてもらいました。

 「田んぼにいる好きな生きもの」として、トノサマガエル・アカガエルなどの両生類、ヘビなどの爬虫類、ホタル・ゲンゴロウ・トンボ類などの昆虫、ドジョウ・ナマズなどの魚類、カブトエビ・ザリガニなどの甲殻類、タニシなどの貝類、ツユクサ・レンゲなどの植物といった、たくさんの種類の生きものの名前が挙がりました。

 

 トークテーマに関するご意見として、「田んぼ、水路の復元」といった生きものの生息しやすい環境づくり、「減農薬」など環境に配慮した農業、「親子・家族での稲作体験、田んぼの生きものと触れる体験学習」といった体験の機会をつくる事、「米(ごはん)を食べる、国産・地域のものを食べる」といった消費による農業支援、その他にも「上手くいっている事例を情報発信する」、「ゴミを捨てない」、「生活スタイルをできるだけシンプルに自然なものにする」など、たくさんのご意見をいただきました。

トークセッションの様子(付箋紙:田んぼの好きな生きもの)トークセッションの様子(付箋紙:テーマに関するご意見等)

 

 いただいたご意見を分類・整理し、パネリストの方たちの考え方などをお聞きしました。
 参加者の方たちからは「色々な意見、見方が理解できました」、「参加者が積極的に参加しやすかったです」、「興味深い内容でした」といった感想をいただきました。

トークセッションの様子トークセッションの様子2

会場からいただいたご質問

 会場からいただいたご質問の一部と講師からの回答を紹介します。

 

【質問1】一般市民や子供たちとやったことなどがあれば教えてください。
【回答1】福津市では休耕田を活用したビオトープづくりの際に、デザイン決めから一般市民を交えて開始し、その後の管理、観察会なども一般市民や子供たちを交えて行っています。

 

【質問2】水田と魚の関係は分かりました。水田と哺乳類・鳥類の関係性は強いor弱い?
【回答2】水田を採餌場として利用している哺乳類や鳥類も多くいます。必ずしも水生の哺乳類・鳥類というわけではないですが、採餌場としての価値は高く、これらの生き物にとっても重要な環境です。

 

【質問3】両生類の寿命はどれくらい?(カエル、イモリ)
【回答3】イモリは飼育下では15年以上生きることが知られています。水田でみられるカエル類では3~5年ほどの種類が多いようです。

 

【質問4】水路と水田の魚道はどのように造られていますか?
【回答4】安価なものとしてはコルゲートパイプというものを使用したものが考案されています。また土嚢を緩やかな斜面になるようにつんだものもあります。きちんと設計されコンクリートでつくられた立派なものもあります。

 

 ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

今後とも、筑豊地区地域環境協議会の事業に御協力いただきますようよろしくお願いいたします。

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