ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 健康・福祉・子育て > 感染症対策 > インフルエンザ情報 > 令和5年度 今シーズンのインフルエンザ総合対策に関するお知らせ

本文

令和5年度 今シーズンのインフルエンザ総合対策に関するお知らせ

更新日:2023年10月27日更新 印刷

1.はじめに

 今シーズンのインフルエンザの流行に備え、厚生労働省において「令和5年度 今シーズンのインフルエンザ総合対策について」が取りまとめられ、公表されました。

 この総合対策を踏まえて、本県においても、広く関係者を含めた県民の皆様に対してインフルエンザ対策を呼びかけていきます。

 厚生労働省によると、季節性インフルエンザのウイルスには、A/H1N1亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じもの)、A/H3N2亜型(いわゆる香港型)、2系統のB型のつの型があります。流行しやすい年齢層はウイルスの型によって多少異なりますが、全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。

 県では、家庭、学校、職場、医療機関や社会福祉施設等の施設において、インフルエンザ対策が推進されるよう、関係機関と連携・協力して以下の具体的対策に取り組みます。

2.具体的対策

 (1) インフルエンザの予防・治療に関する正しい知識の普及啓発

[1] 専用ホームページ「今冬のインフルエンザ総合対策」を開設(がん感染症疾病対策課)

 専用ホームページ(本ホームページ)及び福岡県感染症情報ホームページ内にインフルエンザに関する情報等を掲載したホームページを開設し、総合対策の推進を図ります。

[2] 広報・テレビ等のマスメディアや市町村等を通じた情報提供・正しい知識の普及啓発(がん感染症疾病対策課)

 広報、報道発表、マスメディアのほか、施設等を所管する庁内の関係課、市町村等の関係機関を通じて、様々な媒体により県民に対する情報提供や正しい知識の普及啓発を図ります。

(2) 関係機関等における円滑な対応の確保

[1] インフルエンザQ&Aや啓発資材の提供等(がん感染症疾病対策課)

 保健福祉(環境)事務所、庁内の関係課、市町村、県医師会、県薬剤師会、県医薬品卸業協会、学校、施設等の関係機関等に対して「令和5年度インフルエンザQ&A(厚生労働省作成)」や啓発資材を提供するなどして、円滑な対応の確保を図ります。

[2] インフルエンザ相談窓口の設置(県保健福祉(環境)事務所)

 県民からの相談に対応するための相談窓口を各地域にある保健福祉(環境)事務所(県内9か所)に設置します。

各地域の保健福祉(環境)事務所

連絡先

筑紫保健福祉環境事務所(保健衛生課) 092-513-5584
粕屋保健福祉事務所(保健衛生課) 092-939-1746
糸島保健福祉事務所(保健衛生課) 092-322-5579
宗像・遠賀保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0940-36-6098
嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0948-21-4972
田川保健福祉事務所(保健衛生課) 0947-42-9379
北筑後保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0946-22-9886
南筑後保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0944-72-2812
京築保健福祉環境事務所(保健衛生課) 0930-23-3935

[3] インフルエンザ治療薬の安定的な供給(薬務課)

 県内におけるこれらの医薬品等の流通状況を定期的に把握するとともに、必要に応じて、医薬品卸業者に対して随時流通状況を確認します。

(3)流行状況の提供

 福岡県医師会や学校等の関係機関と連携してインフルエンザ発生状況等を把握し、逐次、報道発表やホームページに掲載すること等により、県民に対して、流行状況を提供します。

[1] インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数の状況(がん感染症疾病対策課、福岡県感染症情報センター)

 県内198のインフルエンザ定点医療機関から報告されるインフルエンザの発生状況について、福岡県医師会の協力を得て情報収集を行うとともに、収集した情報を分析し、感染症週報として公表しています。(毎週、原則として木曜日に公表)

[2] 学校等における学級閉鎖、学年閉鎖、休校(臨時休業)の状況(がん感染症疾病対策課、教育担当部局等)

 県内(保健所を設置する市を除く。)の保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校等において、インフルエンザ様疾患による臨時休業が実施された場合に、学校・施設数・インフルエンザ様疾患で休んでいる学童等の人数を、各学校等及び県教育担当部局等の協力に基づき情報収集し公表します。

 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等について(令和5年~令和6年シーズン)はこちら

[3] インフルエンザ流行レベルマップ(福岡県感染症情報センター)

 インフルエンザ流行状況の注意報・警報情報を地図上に表示し、注意喚起を行います。

[4] 過去5年間の流行状況グラフ(福岡県感染症情報センター)

 過去5年間のインフルエンザの流行状況を分かりやすくグラフにまとめて公開しています。

(4) 予防接種の実施体制の確保等

[1] 円滑な実施のための情報提供(がん感染症疾病対策課)

 市町村等に対して、予防接種を円滑に実施するために必要な情報等を提供します。

※インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの接種の間隔について

 インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは、同時に接種可能です。

 具体的なワクチン接種のタイミングはかかりつけの医師にご相談ください。

[2] ワクチンの安定供給(薬務課、がん感染症疾病対策課)

 インフルエンザの予防接種を安定的に実施していくためには、インフルエンザワクチンの安定供給が前提となります。そのため、県内におけるワクチンの流通状況を定期的に把握するとともに、必要に応じて、医薬品卸業者に対して随時流通状況を確認します。

季節性インフルエンザワクチンの供給について [PDFファイル/278KB]

[3] インフルエンザの予防接種を受けることができる医療機関に関する情報の提供(医療指導課)

 「ふくおか医療情報ネット」ホームページにより、県民に対して、インフルエンザワクチンの接種が可能な医療機関に関する情報を提供しています。

 ※「お医者さんを探す」の「いろいろ検索」→「予防接種」から検索することができます。

(5) 施設内感染防止対策の推進

[1] 社会福祉施設等における感染防止対策(がん感染症疾病対策課、関係各課、保健福祉環境事務所)

 関係機関を通じて「インフルエンザ施設内感染予防の手引き(平成25年11月改訂)」や「介護現場における感染対策の手引き(令和3年7月改訂)」を、高齢者等のインフルエンザに罹患した場合に重症化しやすい方が多く入居・入所している高齢者の入所施設等に周知し、感染予防を普及させます。

 なお、高齢者の入所施設等においてインフルエンザの流行が発生した場合には、県は、必要に応じて、当該施設等の協力を得て調査を実施し、感染拡大の原因等を把握することなどにより今後の施設内感染の再発防止を図ります。

[2] 医療機関における感染防止対策(がん感染症疾病対策課、医療指導課、保健福祉環境事務所)

 関係機関を通じて「インフルエンザ施設内感染予防の手引き(平成25年11月改訂)」及び「医療機関における院内感染対策マニュアル作成のための手引き」等を医療機関に周知するとともに、必要に応じて、インフルエンザについての院内感染防止に関する指導を行います。

(6) 「基本的な感染対策」の普及啓発(がん感染症疾病対策課)

 新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」という。)に対する基本的な感染対策(飛沫感染対策、エアロゾル感染対策、接触感染対策)は、インフルエンザ対策(飛沫感染対策、接触感染対策)としても有効であることから、感染防止のため呼びかけることとします。

基本的な感染対策とその考え方について
基本的感染対策 考え方
マスクの着用 一定の場合にはマスク着用を推奨(下記参照)
手洗い等の手指衛生
換気
COVID-19の特徴を踏まえた基本的感染対策として有効
「人と人との距離の確保」等 流行期において、高齢者等重症化リスクの高い方は、換気の悪い場所や、不特定多数の人がいるような混雑した場所、近接した会話を避けることが感染防止対策として有効(避けられない場合はマスク着用が有効)

<マスクの着用が効果的な場面>

  • 高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、医療機関を受診する時や、高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時等は、マスクの着用を推奨します。
  • そのほか、COVID-19やインフルエンザの流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時については、感染から自信を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。

<医療機関や高齢者施設などの対応>

  • 高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。

[留意事項]

  • 子供については、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要です。
  • なお、感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を広く呼びかけるなど、より強い感染対策を求めることがあり得ます。ただし、そのような場合においても、子供のマスク着用については、健康面などへの影響も懸念されており、引き続き、保護者や周りの大人が個々の子どもの体調に十分注意をお願いします。
  • マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業場の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。ただし、障がい特性等により、マスク等の着用が困難な場合には、個別の事情に鑑み、差別等が生じないよう十分配慮をお願いします。

<症状がある場合>

 咳や痰などの症状がある場合は、他の人への感染を防ぐため、「咳エチケット」を心がけることが重要です。

  • 咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていいない場合には、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1メートル以上離れましょう。
  • 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
  • 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
  • 咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布製マスクの使用が推奨されます。
  • マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用しましょう。
  • 咳エチケットを心がけることは、周囲にウイルスをまき散らさない効果があるだけでなく、周りの人を不快にさせないためのマナーにもなります。

(7) 対策推進に関する会議の開催(がん感染症疾病対策課)

感染症危機管理対策委員会の開催

 必要に応じて、インフルエンザ対策の実施、ワクチン・治療薬・診断キット等の安定供給等に関して、当該委員会の委員から意見を聴き、本県のインフルエンザ対策の一層の推進を図っていきます。

関連情報(外部リンク)

皆様のご意見をお聞かせください。

お求めの情報が分かりやすく十分に掲載されていましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?

※個人情報を含む内容は記入しないでください。
※お答えが必要なお問い合わせは、上の「このページに関するお問い合わせ先」からお問い合わせください。
※いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますのでご協力をお願いします。
※ホームページ全体に関するお問い合わせは、まで、お問い合わせください。

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)