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県立高校教育改革Q&A

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月2日更新

Q1「なぜ、県立高校の教育改革が必要なのですか?」

 

 高校で学ぶ生徒は、急速に進展し激しく変動する社会の中で、様々な目標や夢を持ち幅広い分野から将来の自分の進路を見いだすようになってきており、進路の決定の仕方や時期も個人によって大きく異なってきています。

 

 また、中学校卒業後のほとんどの生徒が高校へ進学するようになり、生徒の学校に対する多様な期待に応えていく必要があります。このため、教育内容・方法の工夫・改善や新しいタイプの学校・学科の設置等、教育環境の一層の整備・充実を図るなど、魅力的で活力ある県立高校づくりを進めるための教育改革に取り組むことが必要です。

 一方で、県内の中学校卒業者数の急激な減少がつづいており、生徒数の減少が著しい高校では教育指導や学校運営等に様々な問題が生じることが懸念され、教育改革を進めるに当たっては、少子化への対応も避けて通ることのできない重要な課題となっています。

Q2「県立高等学校再編整備基本計画とはどのようなものですか?」

 

 「県立高等学校再編整備基本計画」(以下「基本計画」と表記)は、社会の急激な変化や中学校卒業者数の大幅な減少の中で、多様な学習ニーズに的確かつ柔軟に応えることのできる魅力ある県立高校の将来像を示したものであり、県立高校教育改革を進めるための基本となる考え方をまとめたものです。

 

 今後は、教育内容及び教育環境の7改善・充実方策のうち、各学校が主体的に進めることができるものについては、基本計画の趣旨に沿って、平成12年度より順次実行します。

 また、県全体の学校の状況や地域の実情等を考え合わせ、県立高校の再編成等、計画的・段階的に具体的内容を検討して実施する必要があるものについては、平成12年度以降段階的に策定していく実施計画に基づいて年次をおって実施します。

Q3「基本計画はなぜ平成20年を目標にしているのですか?」  

 

 本県の中学校卒業者数は、平成11年3月の62,914人から、平成20年3月には約49,000人まで大幅に減少し、その後は、小さな幅での増減はあるものの、長期的にはゆるやかに推移することが見込まれています。

 

 このため、平成20年度を目途として県立高校の再編整備を行えば、規模・構成等の枠組みを大幅に変えることなく、その後の生徒数の変化にも対応できると考えられることから、現時点での目標を平成20年度としています。

Q4「それぞれの県立高校での教育はどのように改善されるのですか?」

 

 これからの高校教育においては、個性や創造性の伸長、生涯を通じて学ぶ意欲や態度、確かな学力の定着や豊かな人間性の育成等を目指します。

 

 そのため、生徒の幅広い学習希望に応じて、多様な選択教科・科目の開設など学習内容の選択幅を拡大するとともに、基礎的・基本的な内容を学習したり、より高度な分野の内容を学習することができるよう、習熟度別の学習や進路希望別の学習あるいはティーム・ティーチングによる指導など、指導方法の工夫・改善を進めることになります。

 さらに、他の高校の授業や大学などの講座の受講、学校外でのボランティア活動などの学習成果を高校の単位として認定するなど、学習の機会を広げ、高校教育のシステムをより柔軟なものにしていきます。

 また、社会人講師や特別非常勤講師の活用の拡大、学校ボランティアの活用など、民間等の豊かな経験・識見等を有する学校外の多様な人的資源を積極的に活用する制度について充実を図ります。

Q5「再編成すると県立高校はどのように変わるのですか?」

 

 それぞれの地域の子どもたちが、夢や目標を実現するためには、それに応える学習ができるような教育環境の整備・充実が必要です。

 

 今後、生徒数が減少すると、学校の小規模化が進行し、多様な教育内容の提供や活力ある学校運営が難しい状況になります。

 このため、再編成により、単位制高校や総合学科高校、新たな専門高校、専門コース設置校など、それぞれの学校がより特色ある教育の展開を図るとともに、地域の期待に応える教育内容を整備するなど、より魅力ある学校づくりを進めることにより、県立高校全体としての新しい学校づくりを目指します。

Q6「職業に関する専門学科はどのように変わるのですか?」  

 

 産業社会の変化に伴う技術の高度化や複数の分野にまたがる教育内容への対応、さらには、職業に関する学科で学ぶ生徒の多様な実態への対応など、幅広い期待に応える教育の充実に努めます。

 

 そのため、専門的な内容を深く学習する学校については、集約化・重点化することで充実した教育を行う一方で、より幅広い内容や体験的な活動に重点を置いた学校・学科を設置するなど教育内容の多様化・弾力化を進めます。

 併せて、所属する学科やコースの枠を越えて、生徒が主体的に希望する教科・科目を選択履修することができる総合選択制の活用を図り、学科の枠組みにとらわれない教育を展開するとともに、総合学科や普通科においても実施する職業教育との役割分担をも踏まえて、社会の変化や生徒の多様なニーズに応える教育内容の整備を図ります。

Q7「県立高校が地域で果してきた教育の成果は引き継がれるのですか?」

 

 それぞれの高校は、長年にわたって伝統と校風を築いてきており、地域に貢献する人の育成に努めてきました。しかし一方で、将来に向かっては、生徒が学習希望や進路希望に応じて充実した教育を受けられるようにすることが求められています。

 

 そのため、再編成を実施するに当たっては、新しい学校としての特色をもたせるとともに、現在の学校の良さや特色を生かしていくことも念頭において検討することが必要です。

 新しい学校・学科の教育内容について検討する場合も、学校や地域の関係者の方々の意見をお聞きするなどして、新しい学校づくりに理解と協力を得るように努めることとしています。

Q8「単位制高校とは、どんな学校ですか?」

 

 単位制高校は、1学年、2学年などの学年の区分がなく、生徒は自分で選択した教科や科目で修得した単位を積み重ね、卒業に必要な単位数を満たせば、卒業の資格が得られるシステムです。

 

 決められた必修科目以外は、多様な教科・科目の中から興味・関心、進路希望に応じて科目を選択して時間割を組むことができ、生徒自身の計画的な学習が可能で、自分の個性や特色を一層のばせます。

 現在、定時制単位制高校が1校(博多青松高校)設置されています。今後、再編成の中で全日制高校への導入も含めて単位制の充実を図りたいと考えています。

Q9「総合学科高校とは、どんな学校ですか?」

 

 総合学科は、普通科、専門学科に並ぶ第三の学科で、普通科目から専門科目にわたる多様な開設科目の中から、自分の学習希望や進路希望に応じて科目を選択することができます。

 

 さらに、自分が何をやりたいのか、自分は何に向いているのか、自分は何ができるのかをじっくりと考えながら、将来の道を自分で探し、決定できるようにするための支援として、科目選択や進路選択への説明や指導等が充実しています。

 現在、総合学科高校が1校(稲築志耕館高校)筑豊地区に設置されています。今後、再編成の中でそれぞれの地区に2校程度、配置していきたいと考えています。

Q10「中高一貫教育についてはどのように考えているのですか?」

 

 平成11年4月から公立学校においても中高一貫教育を導入することが可能となりました。

 

 中高一貫教育は、6年間一貫した系統的・継続的な「ゆとり」ある教育の中で、生徒の個性や創造性を伸ばし、豊かな人間性を育成するという点で有意義な制度です。

 現在、県においては、中高一貫教育実践研究事業において、中高一貫教育の導入の在り方について調査研究を進めているところです。

 今後は、6年制中等教育学校を中心としながら連携型中高一貫教育も含めて、本県の特色を生かした中高一貫教育の内容・方法等について研究を進め、地域・生徒の実情やニーズを十分に踏まえた整備に取り組みたいと考えています。

Q11「この他にも新しいタイプの高校ができるのですか?」

 

 単位制高校、総合学科高校、中高一貫教育校の他にも、さらに学校を柔軟で弾力的な教育システムとするために、学校・学科の再編成に当たっては、二つ以上の学科を設置した総合型高校や総合型専門高校の設置も進めるとともに、学科の枠を越えた教育内容を選択することができる総合選択制の導入を図りたいと考えています。

 

Q12「望ましい学校規模についてはどのように考えているのですか?」

 

 小・中学校での教育を基礎にして、より広く深い教育を目指す高校では、生徒の個性に応じて、長所を伸ばしたり、基礎・基本を定着させたりする等、義務教育に増して幅広い内容の教育を準備する必要があり、このための教育環境を実現するには一定の学校規模が必要です。

 

 学校が小規模化すると以下のような様々な問題が考えられること、また逆に、規模が大きすぎると、学校行事や施設面等で思うように活動できないといったことが考えられることから、望ましい学校規模として、1学年240から320人(6から8学級)を標準とすることが適切であると考えています。

  • 生徒の進路希望等に応じた多様な類型や学級を分割した弾力的な学習形態による教育活動が難しい。
  • 学校行事などによる集団性や社会性の育成とともに、生徒が互いに切磋琢磨するなど活力のある望ましい学校運営が難しい。
  • 集団競技を含めた様々な部活動の実施に必要な生徒数や指導にあたる教職員の確保が難しい。等

 県立高校の再編成に当たっては、このような標準規模の考え方をもとにして、学校の在り方を検討していくこととしております。

 学級編制基準が30人になれば再編成は必要ないのではないかとの意見もありますが、高校では、習熟の程度に応じた指導や多様な選択学習など、学級を分割した指導を行うことが多く、学級の人数と授業を行う上での生徒数は必ずしも同じではありません。

 そのため、各高校が一定の規模を確保し、活力ある教育活動を展開するには、学級数という視点だけでなく、学校全体の生徒数を確保するという視点からも学校規模を考えていくことが必要です。

Q13「通学区域は変わるのですか?」

 

 生徒の学校選択の自由を確保し、個性に応じた学校選択を可能にするためには、選択が可能な一定の学校数が必要です。

 

 現在の通学区域制度を前提とした高校選択の在り方を基本としていくことになりますが、今後、生徒数が減少する中で、魅力ある学校づくりを進め、県立高校の再編成が進むにつれて、現在の学区の枠組みでは生徒の多様な能力・適性等に応じた学校選択に十分応えられる学校・学科などの配置が困難になる場合には、生徒が選択できる学校の確保などの観点から、通学区域(学区)の在り方についても見直すことが必要になると考えています。

Q14「県立高校入試はどのような方向で改善されるのですか?」

 

 県立高校入試については、偏差値や学力検査の点数のみによるのではなく、生徒の多様な興味・関心、能力・適性等を積極的に評価し、各学校・学科の特色にふさわしい生徒の入学を促進するため、推薦制の拡大や調査書様式の改善、合否判定方法の改善などを行ってきました。

 

 さらに、平成11年度入試から、専門学科・コースにおいて、学力検査における教科の選択制、学力検査における特定教科の加重配点、調査書における特定教科の加重評価が導入できるようにするなどの改善を図ってきました。

 今後は、より一層、各高校や学科の特色を生かし、入学を希望する生徒の多様な能力・適性や興味・関心を評価できるよう、論述試験や各学校における学力検査問題の作成など入試の改善をさらに進めていきます。

 また、具体的な実施に当たっては、様々な広報手段により公表を行うとともに、中学校と高校が密接な連携を図るなど、中学生が安心して高校を志願できるよう多様な広報活動に努めます。

Q15「県立高校が減ると、選べる高校が少なくなり、高校に入りにくくなるのではないですか?」

 

 再編整備等により、新しいタイプの学校など、これまで以上に様々な特色をもつ高校の中から、興味・関心や学習希望・進路希望などに応じた高校が選択できるようにすることを目指します。

 

 また、高校の選択決定に当たって、中学生が不安を持つことなく、目標を持って計画的に中学校生活を送ることができるよう、中学校・高校の連携を一層密にして、教育内容や入試の在り方についての情報を積極的に提供します。

 なお、県立高校の募集定員は、学区ごとに中学校卒業予定者数をもとにして決めるので、学校数が減ることによって県立高校に入りにくくなるということはありません。

Q16「県立高校卒業後の大学等への進学対応はどうなるのですか?」

 

 大学等の高等教育機関への進学のための学習内容から実務に即した知識・技術まで、生徒の多様な進路希望にも柔軟に対応できるよう、柔軟な教育課程の編成に努めます。

 

 そのため、文科系や理科系の類型以外にも、情報、芸術、ビジネス等、よりきめ細かな類型の設定や単位制の導入など、生徒一人一人が進路希望に沿って計画的に学習し、進路を実現するための確かな学力を身に付けることができるような学習の充実に努めます。

Q17「今後の計画づくりにも県民や保護者の意見が反映されていくのですか?」  

 

 「福岡県県立学校教育振興計画審議会」においては、「社会の変化に対応した県立高等学校教育の総合的な振興方策について」3年間という長期間にわたって慎重に審議いただくとともに、PTAや学校関係者の方からも幅広くご意見をいただきながら、「答申」をまとめていただきました。

 

 また、平成11年7月に「答申」を受けた後も、各地区懇談会や様々な広報活動をとおして、改革の趣旨や必要性等について幅広くご理解を求めるとともに、その際にいただいたご意見も踏まえながら、各学校・地域の実情、社会情勢の変化等を総合的に勘案しつつ具体的な施策について慎重に検討を進めてまいりました。

 今後も、広報パンフレットやインターネットなどの様々な方法で、計画の趣旨や内容についてご理解いただくとともに、広くみなさまのご意見をいただきながら、実施計画の検討に反映していくこととしております。

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