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1類(薬剤師)専門試験
更新日:2023年4月24日更新
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令和5年度試験出題分野(試験案内からの再掲)
物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度、実務
例題
〔例題1〕
原子吸光光度法,誘導結合プラズマ(ICP)発光分光分析法及び ICP質量分析法に関する次の記述のうち,正しいのはどれか。
1.原子吸光光度法では,主に励起状態の原子蒸気による光吸収を観測している。
2.原子吸光は極めて狭い波長範囲(1pm程度)の光吸収であるため,共存物質等による干渉を考慮する必要がない。
3.ICPは,光と熱の発生を伴う状態で,通常は物質と酸素との化学反応によって生じる。
4.ICP発光分光分析法は,測定対象の元素ごとにプラズマ化して励起源として用いる必要があるので,多元素同時測定には適用できない。
5.ICP質量分析法では,ICP中に導入された試料のうち,イオン化された原子を質量分析計で検出している。
(正答:5)
〔例題2〕
(正答:5)