第7回 福岡県男女共同参画表彰 受賞者の紹介

第7回福岡県男女共同参画表彰について

福岡県男女共同参画表彰

 職域や地域において男女共同参画の推進に関して著しい功績があり、他の模範と認められる企業を福岡県男女共同参画企業賞、団体を福岡県男女共同参画団体賞、個人を福岡県男女共同参画県民賞として表彰し、福岡県の男女共同参画社会づくりの気運の醸成をはかることを目的としています。
 この表彰は、福岡県男女共同参画推進条例に基づくもので、平成14年度から始まり今回が第7回目となります。

受   賞   者

企業賞

 医療法人 寿芳会 芳野病院  (北九州市若松区)
 株式会社 フクト  (福岡市中央区)

団体賞

 飯塚女性ネットワーク  (飯塚市)
 大野城女性の会  (大野城市)

県民賞

 石橋 美惠子  (筑紫女学園大学名誉教授・北京JACふくおか代表)
 冨田 公子  (原鶴温泉 湯里おこし会 名誉会長)

                                                                      ※各賞50音順

表  彰  式

 福岡県男女共同参画推進条例で規定された男女共同参画の日(11月の第4土曜日)に開催されました、「あすばる男女共同参画フォーラム2008」において、表彰式を実施いたしました。
 日時:平成20年11月22日 土曜日 13時から14時
 場所:クローバープラザ(春日市原町3−1−7) アリーナ棟大ホール
 

被表彰候補者の推薦及び選考の方法

 被表彰候補者の推薦を平成20年4月21日から6月20日までの期間自薦、他薦を問わず広く公募しました。その結果多くの推薦がありました。
 選考に当たっては、福岡県男女共同参画審議会において条例の理念及び責務をもとに、「先進性、創造性」、「継続性、発展性」、「普及性、啓発性」の観点から御審議頂き、その意見をもとに6件(企業2件、団体2件、県民2件)の受賞者を決定しました。


※ 各受賞者の経歴・功績等は受賞当時のものです。

福岡県男女共同参画企業賞

医療法人 寿芳会 芳野病院

代表者名

院長 芳野 元

所在地

北九州市若松区

設立

大正2年11月

業種

医療業

従業員数

238人(うち女性183人)

受 賞 理 由

●「医療法人 寿芳会 芳野病院」は、「患者満足は職員満足から始まる」という視点から、職員による「職場環境改善提案会議」(現「ワークライフバランスミーティング」)が組織され、職員の意向が反映された職場環境づくりを推進している。その会議からの提案により「子育て応援宣言企業への登録」や「小学校就学2年生前までの子どもがいる場合に利用可能な短時間勤務制度」、「子供の長期休暇のみの取得も可能な常勤短時間勤務制度」などの取組みを実施。このことにより、女性の育児休業取得率は93%、復帰率100%と上昇し、男性の育児休業取得者もでた。
 また育児休業中は2ヶ月に1度子どもを連れて来て、情報提供や復帰時の悩み相談、職場訪問を行い、親子でクリスマス会へ参加してもらうなど休業中も職場仲間とコミュニケーションが取れるよう配慮している。
●ノー残業デーの設定(月中3日の何れかを選択可)や年一回1週間の連続休暇取得制度(勤続年数1〜2年以上の全職員対象)を実施するなど、仕事と家庭の調和(ワーク・ライフ・バランス)にも取組んでいる。
●「次世代育成支援対策推進法」に基づき、仕事と子育ての両立を図るために必要な雇用環境の整備などについて「一般事業主計画」を策定、この行動計画に定めた目標を達成し、平成19年12月に労働局より「基準適合一般事業主認定」を受ける。これは福岡県内で7番目、計画策定が努力義務とされる職員数300人以下の規模の事業所では県内初の認定である。
 また、福岡県社会教育総合センターの男女共同参画セミナー等で、パネリストを務めるなど、普及・啓発活動も行っている。

株式会社 フクト

代表者名

代表取締役社長 安村 寛昭

所在地

福岡市中央区

設立

昭和27年10月

業種

教材出版・販売

従業員数

 74人(うち女性51人)

受 賞 理 由

●「株式会社 フクト」は、男女の区別なく適材適所の人事を行い、その結果取締役の女性の他、各部署すべてに女性課長を配置し、管理職中の女性の比率は41.67%となっている。
 各課に女性の課長を配置することにより、妊娠や子育てについて相談しやすい職場環境・雰囲気づくりがなされている。
 また出産・育児等を理由に退職した者の再雇用も行っており、現在で7名(正社員2名・パート5名)が再雇用されている。
●女性が出産後も就業を継続していける職場環境づくりを推進しており、出産予定者が退職届を提出したときに、社長が育児休業を勧め、就業を継続させるなど、経営者自らが育児休業の取得促進を実践している。
 また2回の育児休業を取得した女性が、復職後課長に起用されるなど、出産等により昇進が留まることがないよう、能力重視の登用が行われている。
●平成19年4月に就業規則を全面改訂し、育児や介護による短時間勤務を整備。これを機に、子育て中の社員について、子どもの病気や参観日の時などは、休みがとれるよう周囲が協力するなど、社内全体に子育て応援の意識が芽生えた。

福岡県男女共同参画団体賞

飯塚女性ネットワーク

代表者名

代表 梅野 麗子
所在地飯塚市
設立平成18年2月
設立目的男女共同参画社会の実現
会員数1,300人

受 賞 理 由

●「飯塚女性ネットワーク」は、旧飯塚市・穂波町・筑穂町・頴田町・庄内町の1市4町の合併に伴い、旧飯塚市の「いいづか女性ネットワーク」(平成3年発足)が中心となり、それぞれの市、町で従来取組んできた女性団体の活動をより充実させ、男女が性別に関わりなく個人として尊重され、それぞれの個性と能力が発揮できる男女共同参画の実現を目的として25の所属団体を有する組織として設立。
●旧飯塚市時代である平成10年4月より「教育」・「環境」・「福祉」「女性と法律」・「子育て」の5つの専門部会を発足し、各部会が自主的に調査研究・学習を継続し、会員一人ひとりのエンパワーメントを目指し、学習会や交流会など様々な事業を展開し、その成果を生かした男女共同参画推進のための各種講座や研修会等を年間約10講座、企画立案から運営まで全てを主催し、「サンクスフォーラム」では、飯塚市内の30団体で構成された実行委員会の中核的役割を担うなど、市の男女共同参画社会の実現に向けた取り組みについて行政と連携を図りながら継続して活動を行っている。
●飯塚女性ネットワークの会員から市の男女共同参画推進委員会や行財政改革推進委員会など19の審議会の委員として政策・方針決定の過程へ参画。また様々なボランティア活動などを通じてまちづくりを推進し、飯塚市の発展に寄与している。

大野城女性の会

代表者名

会長 安部 一枝
所在地大野城市
設立平成3年
設立目的女性の地位向上と男女共同参画社会を推進するため、
自主的な学習や活動及び交流
会員数66人

受 賞 理 由

●「大野城女性の会」は、平成3年に大野城市が開催した「女性問題リーダー研修会」の受講修了生が、「女性の地位向上と男女共同参画社会を推進するため、自主的な学習や活動及び交流」を目的に自発的に組織。以来男女共同参画における大野城市で最も歴史ある活動団体として継続して活動。市の「女性計画の策定」(平成5年)、「男女共同参画都市宣言」(平成8年)、「男女平等推進プランの策定」(平成15年)、「男女共同参画条例の制定」(平成18年)に寄与してきた。
●平成8年度から毎年男女共同参画のまちづくりのための啓発事業として婦人週間記念事業や女性センターフェスティバル、大野城男女共生フォーラムに参画。平成8年度からは実行委員会を組織し、企画・運営から報告書の作成までを行い、講演・ワークショップ・パネル展示など多彩な内容で男女共同参画社会づくりの重要性を啓発。
●こうした活動に取組む中で、各団体との交流や連携の必要性を強く認識し、2年間にわたって更なる女性団体の掘り起こしを行い、25の団体の中心となって「女性ネットワーク大野城」の設立に尽力し、その要の団体として様々な活動を牽引中。
 また、会員一人ひとりが団体活動のみならず、個人としても自主的な活動を続け、市議会議員や審議会委員を輩出し、地域役員に選任されるなど、女性の社会参画を推進している。

福岡県男女共同参画県民賞

石橋 美惠子

住所

福岡市中央区

職業役職等

筑紫女学園大学 名誉教授
北京JACふくおか代表

受 賞 理 由

●石橋美惠子さんは、フランスの先駆的女性解放思想の作家の研究を通じ、「国際婦人年」以前の1960年代から、女性解放・男女平等思想・男女共同参画社会の実現の重要性を理論的に構築。九州女子大学や筑紫女学園大学などで、女子学生の教育に携わり、自立と責任を自覚する有能な女性を社会に送り出すことに務めてきた。
 また、筑紫女学園短期大学在職中の1986年には初の女性管理職として図書館長に就任。育児休業法制定の5年前である当時、職員の育児休暇に尽力するなど、学内の子育て環境整備を推進。
●春日市に女性問題懇話会を設立させ、その後審議会へと発展させる。「福岡県男女共同参画推進条例」及び「筑紫野市男女共同参画推進条例」の制定にも、専門委員や委員長として携わり、福岡県女性海外研修事業にも、実行委員会副委員長として、研修の企画・立案に関与。
●BPW福岡クラブ「福岡虹の会」(平成6〜7年)や「北京JACふくおか」(平成11年〜現在)の代表を務め、行政への提言や講演活動等を行い、福岡県の男女共同参画社会の推進に取組んでいる。
※BPWは、Business and Professional Womenの略。ビジネス分野の管理職ならびに専門職に就く有識女性の会

冨田 公子

住所

朝倉市

職業役職等

原鶴温泉 湯里おこし会
名誉会長

受 賞 理 由

●冨田公子さんは、高速道路の開通により大分県への宿泊客の流出が危ぶまれる原鶴温泉において、「女性だけで何かやってみよう」と奮起し、平成6年に地元の旅館女将や商店主など女性67名をまとめ「湯里(ゆり)おこし会」を発足。会長としてハーブと花による町おこしを推進。
●ハーブ公園を整備して30種類以上のハーブを栽培、毎年「ハーブフェスタin原鶴」を開催。ハーブ石けん、ハーブ入浴剤、食用のタイケナフを栽培し、ケナフ酒「ローゼル酒」やケナフ麺などの商品開発を行い、販売するなど起業的な活動も行う。
 温泉街の活性化と環境整備のため、ハンギングバスケットなど花による温泉街の創出を図り、この取り組みが評価され、平成14年には「花の観光地づくり大賞」を受賞し、観光客にも好評を得て、原鶴温泉を活気のある温泉街に蘇らせた。
●湯里おこし会でのリーダーシップと人柄は、広く住民の評価を得て、当初は女性中心だった活動が、行政や住民を巻き込んだまちづくりに発展した。

過去の受賞者(ワードファイル 76KB)

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福岡県 新社会推進部 男女共同参画推進課

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